もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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遠隔医療とバーチャルホスピタル

国立循環器病研究センターで「仮想病院」も視野に入れた
遠隔医療の試みが始まっているそうです.

 治療開始、30分早く 遠隔医療で情報共有 「仮想病院」も構想
 http://www.47news.jp/feature/medical/2010/06/post-347.html

記事によれば国立循環器病研究センターで行われている遠隔医療の概要としては

・救急車6台に携帯端末を用いた遠隔医療装置を配備.
・同装置を用いて12誘導心電図と動画カメラデータを送信.
・基幹病院では担当医師が24時間待機で対応.
などだそうです.

救急車からの早期の遠隔患者データを元にして
素早い受け入れ体制の確保と人員の確保、カテ室の準備などが可能となり
心筋梗塞や脳卒中などの早期治療が必要な症例の治療に役立っているそうです.

このシステムでは仮想病院ーバーチャルホスピタルの構築も可能になるそうです.
専門外の医師しかいない一般病院や診療所においても
中核基幹病院からの読影支援、処置や搬送への助言などの早期介入が可能になります.

一般病院では24時間態勢で全ての専門医を待機されるということは
到底無理な話であります.

遠隔医療構想は以前より議論され実験もされていますが
いまこそ地域の医療活性化と医療崩壊を防ぐために
全国的なレベルでのバーチャルホスピタルシステムの導入を期待したいと思います.

地方の病院にとっては遠隔医療、バーチャルホスピタルにより
生涯学習の要にもなるのではないでしょうか.

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by yangt3 | 2010-06-17 18:14 | ニュース