冠動脈ステント
2005年 11月 12日
主流となっています.特に2004年8月より、薬剤溶出ステント(Cypher)が
認可され使用可能となってからは、ほぼ8割は、この新しいステントを用いた
治療が行われています.ステント植え込みの原理は、バルーンと同様です.
先端にステントを装着したバルーンを病変に進めます.
冠動脈の狭窄病変で手元操作にてバルーンを拡張、バルーンに装着したステントは
バルーンで血管病変に密着するように拡がります.
バルーンを抜去し、ステントのみが残ります.
冠動脈に植え込まれたステントは、2週間から1ヶ月をめどに表面が覆われ
血栓などができにくくなります.ステントの植え込み治療は、
手首から施行可能です.