心臓ペースメーカー
2005年 11月 13日
対象となるのは、房室ブロック、洞不全症候群などの脈が遅くなる不整脈です.
脈が早くなる頻脈性不整脈に関しては、薬物療法のほかに最近では
カテーテルによる治療が行われています(カテーテルアブレーション).
当院でもペースメーカー植え込みの治療を行っています.
植え込むペースメーカーは、どんどん小型化し、高性能になっています.
通常左鎖骨下(利き手でない左胸)から植え込みを行います.
右心室、右心房に2本のリードと呼ばれる電極を挿入します.
ペースメーカー本体は、左鎖骨下の皮下に植え込みします.
ペースぺーカー内蔵電池は、7〜10年位は持ちますが
定期的なペースメーカー点検で、ペースメーカー電池が消耗した場合
入れ替えが必要です.ペースメーカー入れ替えの場合は
電極はそのままで、ペースメーカー本体のみ交換します.
ペースメーカー植え込みした方は、通常の生活が可能ですが
MRI などの検査が行えないことがあります.