狭心症の症状
2005年 11月 19日
血流、酸素供給が減少することにより起こります.
放置すれば、冠動脈の閉塞を来し、心筋梗塞となることもあります.
狭心症の症状としては、胸痛が有名です.
狭心症の胸痛の特徴として、労作時胸痛で安静にて消失することです.
安静時、朝方に起こる胸痛は、狭心症であっても心配のない狭心症です.
(異型狭心症とよばれる、冠動脈がストレスなどで細くなる狭心症は薬で治療します)
その他の症状として胸部圧迫感、胸部不快感、動悸などです.胸痛の部位は左前胸部、心窩部、左肩が多いようです.呼吸困難を伴うこともあります.高齢者のかたや、糖尿病をもっておられる患者さんの場合には無症状のこともあります.誘因として労作(急な運動や激しい動き、仕事など)、風呂、ストレス、飲酒、寒さ、風邪、胃潰瘍や大腸からの出血による貧血から狭心症が起こることもあります.
自分で判断できないことも多く、気になったら早めに医療機関を受診することが大事です.