もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

遠隔医療プロジェクト

英遠隔医療プロジェクト、入院期間を半減に--患者の自立にも貢献
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20094343,00.htm
CNET Japan 1月12日

新しい遠隔医療の治療が英国で実施されています.
-------------------------------------

英国で実施されているある遠隔医療プロジェクトでは、医師が患者の状態を遠隔から把握できるようになったことで、患者の入院期間を半分にすることに成功した。英国のカーライル市住宅協会とカーライル地区プライマリケアトラスト(Primary Care Trust:PCT)は、症状に関する情報をより多く患者に提供することで入院期間を減らし、患者の自立を促したいと考えていた。そこで、カーライル市では、慢性呼吸器疾患の症状を監視するために遠隔医療システムを活用し、同疾患患者の入院日数を10日から5.5日に減らすことに成功した。このプロジェクトでは患者に遠隔医療用の監視装置が配布され、患者は自分の体温、心拍数、呼吸数、心電図や血圧を測定することができる。これらの測定結果は電話回線を通して安全なサーバに送信され、医師や看護婦が利用できる電子患者記録として保存される。同システムによって、現在英国の国民保険サービスが年間約14億4000万ドルも負担している慢性閉塞性肺疾患のような疾患を監視することが可能になった。Tunstall Groupが提供するこの遠隔医療装置は、医師が予め設定した値から測定値が大きく外れると住宅協会に警告を送信するため、患者は安心感を得ることができる。Tunstallによると、監視装置はとても使いやすく、35歳から82歳の患者が利用しており、そのうち94%の患者が満足しているという。カーライルインターミディエイト・ケア・チーム(Intermediate Care Team:ICT)上級臨床部長のKay Douglasは、このサービスは患者の自立した生活を可能にするだけでなく、医師がより予防的なアプローチを採用することも可能にしており、これによって再入院が減っていると述べた。
------------------------------------
日本と、英国の医療事情が異なるなか 単純に比較はできないとは
思いますが、夢のある話ですね.
今後、日本でも介護保険、医療保険精度は、厳しい問題を抱え
医療費を削減しなければならない状況にあります.

この英国で行われた遠隔医療のように もし条件が許せば
日本でも遠隔医療用の監視装置で、患者さんの体温、心拍数、呼吸数
心電図、血圧などを測定することは、理論的、技術的には、可能だと思います.
この研究にあるように、入院期間を減少させ、早期の自宅復帰が可能となり
ひいては医療費を削減することが可能になるのであれば
日本でも、検討すべき価値はあると思います.

これとは少し話がずれますが、最近のIT技術の進歩により
テレビ電話が比較的、安価に用意に できるようになっています.
先進的医療だけでなく、介護の現場にも遠隔医療の監視装置とあわせて
このテレビ電話が導入されたら 高齢者の暮らしも少しは変わるかもしれません.
介護病棟、老人健康施設などでも
もっと、IT技術を応用し、テレビ電話などでもっともっと
遠方にいる家族の顔をみたり、励ましをうけることができたら...
と思います.

これから新病棟ができあがっていく東可児病院ですが
少しでも、こういったことを実現できるようになればと思います.

循環器科 進
by yangt3 | 2006-01-13 22:21 | 一般