もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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テレフォンノイローゼ

昔 甲斐バンドの曲にテレフォンノイローゼというのが
ありました.(ちょっと古いですね)
循環器科として毎日オンコールをしていると
家にいても、外にいても、どこにいても
電話の音にとても敏感になります.
ときに ノイローゼになりそうです.

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忙しい日の当直の夜には、
外来から病棟から頻回に電話がなり
即座の対応をしなければなりません.

その合間に救急搬入があり
時に心肺停止などが来院すると とても大変です.

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忙しくない当直の夜でも、手元のPHSが
いつなるともしれず 仮眠をしていても
全く気の休まることはありません.
緊張した状態で仮眠をとるため
翌朝にはふらふらになっていたりします.

循環器オンコールとして いわゆる非番の日も
24時間待機を続けてきました.
休みも日曜日も正月もずっとです.
病院に少なくとも1時間以内には帰ってこれるように
休みの日の家族との遠出も気を使っています.
オンコールを続けることで
子供たちには、時に寂しい思いを強いています.

心臓病などの循環器の患者さんは
時に病態が急に悪化し
たとえば、心筋梗塞を起こしたり、時に不整脈を起こしたり
いわゆる急変ということがあります.
またカテーテル治療のあとは、ほとんど合併症がないのですが
術者として非常に神経をつかいます.

携帯や家の電話がなると、いつも病院からではないかと
心配してしまいます.
病院からの電話でも、ほとんどが大したことのない用事が
大半です.

電話がなくても、本当になにもなかったのだろうかと
逆に気を回して心配になったりもします.

それにしても神経使いすぎて、気が休まる時間がない感じです.
ほとんどのオンコールとなっている
循環器の医者は似たような生活を送っているのではないでしょうか.

ほんとにテレフォンノイローゼです.
医者を現役で続けている限りは、電話コールからは
逃れられず、がんばってつきあっていくしかありません.

でも、時に電話は、元気や勇気を与えてくれるものでもあります.
昔、現場で困った時に、故 古高先生に電話して
いくつかの指示や、アドバイスをもらい
電話で声を聞くだけで安心できたものです.

当直の日は、必ず一度は、家族に電話しているのですが
電話口で、子供たちの元気な声を聞くだけで癒されます.

電話や、メール、ブログの記事などで
みなさんに少しでも 元気や力を感じてもらえたらと思います.
by yangt3 | 2006-04-15 07:43 | 一般