もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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昏睡状態の少女、ブラントの曲で目覚める

事故で頭部外傷となり昏睡状態にあった
10歳の女の子が、大好きな曲を聞いて
意識を取り戻したそうです.

昏睡状態の少女、ブラントの曲で目覚める
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2110442/detail?rd

昏睡状態の少女、ブラントの曲で目覚める_a0055913_0114127.gif





高さ4.5メートルのバルコニーから落下し昏睡状態にあった
 10歳の少女が、大好きなジェームス・ブラントの曲が
 流れたのを機に意識を取り戻したという。
 この少女、クラウディア・ディールウィズちゃんは、
 3週間前に友人宅のバルコニーから転落。
 頭を打ちつけ10日間、昏睡状態にあった。
 両親は『Daily Mirror』紙にこう話している。
 「クラウディアはあの曲が大好きで、
 いつも歌っていたんです。
 彼女のテーマ曲のようなものでした。
 それが病院のラジオで流れた途端、彼女の身体が
 少し動くのが見えたんです。目が覚めるって思いました。
 その後、目を開き私たちの姿を認めました」
 クラウディアちゃんはまだ入院中で、右半身に麻痺が
 見られるというが、医師はこの後順調に
 回復するだろうと話している。
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この10歳の少女が無事に回復することを
願っています.

この例で、最初の頭部外傷がどの程度であったか
血腫の状況とか、緊急手術を必要としたのかとか
詳しい医学的状況は、わかりません.

きちんと医学的治療や対応がなされていたと
いうことですね.

音楽や言葉のもつ力というものを
感じさせてくれるニュースだと思います.

重症患者さんの病室では、集中治療室を代表として
さまざまな機械音、人工呼吸器や、ポンプなどの騒々しい
アラーム、心電図の音など、騒音に満ちています.
心休まる環境ではないことは確かです.

患者さんのケアとして集中治療、医学的治療と並行しながら
こうした音楽や、家族の付添
環境整備も やはり大切な事であると
このニュースをみて感じました.

日々、患者さんに一番身近に接している
看護スタッフの皆さんのささやかな心配りを
期待しています.
by yangt3 | 2006-06-23 00:12 | ニュース