昏睡状態の少女、ブラントの曲で目覚める
2006年 06月 23日
10歳の女の子が、大好きな曲を聞いて
意識を取り戻したそうです.
昏睡状態の少女、ブラントの曲で目覚める
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2110442/detail?rd
高さ4.5メートルのバルコニーから落下し昏睡状態にあった
10歳の少女が、大好きなジェームス・ブラントの曲が
流れたのを機に意識を取り戻したという。
この少女、クラウディア・ディールウィズちゃんは、
3週間前に友人宅のバルコニーから転落。
頭を打ちつけ10日間、昏睡状態にあった。
両親は『Daily Mirror』紙にこう話している。
「クラウディアはあの曲が大好きで、
いつも歌っていたんです。
彼女のテーマ曲のようなものでした。
それが病院のラジオで流れた途端、彼女の身体が
少し動くのが見えたんです。目が覚めるって思いました。
その後、目を開き私たちの姿を認めました」
クラウディアちゃんはまだ入院中で、右半身に麻痺が
見られるというが、医師はこの後順調に
回復するだろうと話している。
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この10歳の少女が無事に回復することを
願っています.
この例で、最初の頭部外傷がどの程度であったか
血腫の状況とか、緊急手術を必要としたのかとか
詳しい医学的状況は、わかりません.
きちんと医学的治療や対応がなされていたと
いうことですね.
音楽や言葉のもつ力というものを
感じさせてくれるニュースだと思います.
重症患者さんの病室では、集中治療室を代表として
さまざまな機械音、人工呼吸器や、ポンプなどの騒々しい
アラーム、心電図の音など、騒音に満ちています.
心休まる環境ではないことは確かです.
患者さんのケアとして集中治療、医学的治療と並行しながら
こうした音楽や、家族の付添
環境整備も やはり大切な事であると
このニュースをみて感じました.
日々、患者さんに一番身近に接している
看護スタッフの皆さんのささやかな心配りを
期待しています.