もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

心臓病の治療のあとに

急性心筋梗塞や狭心症、心臓弁膜症、大動脈瘤など
心臓、循環器科の疾患は、症状の出現が急激なことが多く
早急に適切な治療を施さなければ
不幸な結果に至る事もあります.
医療技術の進歩によって、以前より
こうした循環器科の様々な病気の急性期を
乗り切る事が可能になってきました.

心室細動などで以前であれば突然死となっていた例も
AEDの広がりと、地域、市民への啓蒙、教育活動により
救命される例が増えてきています.

最近、発表された日本人の死亡原因では、
やはり死亡原因のトップは、ガンです.

心臓病を乗り越えても、その先には、他の方と同様な
疾患のリスクがあります.

a0055913_043919.jpg





バイパス手術や、弁膜症、大動脈瘤などの手術を
受けられて当院で通院される患者さんが
増えてきました.

心臓手術後は、ワーファリンなどの薬の管理
手術後の体力が回復するまでの栄養管理
手術後の心臓機能の評価、管理など
いろいろと診て行く事があります.

高齢者の場合は、手術の後に
体力の低下があり、歩行もつらくなり
リハビリのために当院で入院していただく事もあります.

心臓手術を受けられた後も
高血圧、高脂血症、糖尿病などの治療は
引き続き行う必要があります.

バイパス手術を受けられて症状が改善した方も
糖尿病や高脂血症の管理をしっかりと行わなければ
せっかくのグラフトが狭窄したり
狭心症の再発にもつながることがあります.

東可児病院は、現在、心臓外科はなく
手術の必要な患者さんにおいては、
近隣の心臓外科手術を紹介しています.
(患者さんのご希望を伺った上ですが)
具体的には、県立多治見病院 心臓血管外科 宋先生を
紹介させて頂いています.

手術後は、また東可児病院で治療の継続を
行っています.
心臓の治療後は、心臓のみにとどまらず
幅広い健康管理が必要になります.
特に年輩の方においては、ガン検診が重要なポイントです.
心臓は治療したのに、他の病気で
健康を害していては、意味がありません.
専門バカにならないように
他の専門職の先生と綿密に協調して
診療を続けて行こうと思います.

東可児病院のスタッフもこれからは、
心臓外科手術後の介護やケアなど
さらには、心臓病以外の病気についても
幅広く知識と経験を学ぶ必要があります.

積極的に他施設への見学、訪問も
病院として支援していきます.
by yangt3 | 2006-07-11 00:06 | 一般