もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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介護ロボットの臨床応用

介護、看護の仕事は大変です.
根気よく認知症の方々へ向き合う事が必要です.
身体的な障害を持つ方々には
排泄や日常動作への介助も必要になります.

現場の介護スタッフの方々は
毎日汗をかいて、自分の肉体を酷使しながら働いています.

こうした介護の仕事に
ロボット技術が応用できないか
研究がすすめられているそうです.

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---------------ITmedia News 2006.08.17
バランスロボット、医療介護分野での貢献に期待
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0608/17/news040.html

 身長が約150センチの細身のロボット「Ballbot」は、
 ボウリングのボールのような球体の上で微妙なバランスを取る。
 このアルミ製ロボットは研究室の床で微妙に身体を揺らしながら、
 いつ倒れてもおかしくないようにも見える。
 だがBallbotはモーターをウィンウィン回して姿勢を保ちながら、
 ボール上でバランスを取るサーカスの動物さながら、
 しっかりと直立している。

 一部の専門家は、Ballbotのようなロボットは
 いずれ身体障害者や高齢者の介護や付き添いサービスの提供に
 役立つことになるかもしれない、と指摘している。

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 Ballbotはカーネギーメロン大学のラルフ・ホリス教授によって開発された。

 「ロボットは、例えば、転倒して起き上がれない患者の代わりに
 助けを呼ぶなりして、人手不足を補えるだろう。
 また、助けが到着するまでロボットが患者のバイタルサインを
 監視することもできるだろう」と同氏。

 またグルーペン氏によれば、人間との相互作用を念頭に
 設計されたそのほかのロボットとは異なり、
 Ballbotはボール上で旋回するため、ボディ全体を回転させなくても
 あらゆる方向に移動できる。そのため、
 人々が通常暮らしているような散らかった狭い場所でも動作できるという。

 研究者らは現在、Ballbotに腕のほか、できれば視覚システムも
追加したいと考え、取り組みを進めている。だが、
このロボットに使われている技術は前途有望ではあるものの、
ホリス教授によれば、実用化の見通しはまだはるか彼方という。
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実際、介護や病院の現場では
寝たきりの方や、安静が必要な方の
体位変換、ベッド移動などの介助などで
腰を痛めるスタッフがけっこう多いのです.

一般家庭では、電気洗濯機や炊飯器などの家電によって
家事の負担がかなり軽減されています.
しかし介護や看護の現場では
いまだ、洗濯板で洗濯したり、洗濯物を手でしぼったり
飯盒でご飯をたいたりと
体をはった仕事が多いのも事実です.

物理的な部分、肉体労働的な部分
患者さんのバイタルサインの監視など
機械的なもので置き換えられるものは
こうしたロボット工学の発達で、改善が期待されると思います.

できれば、現場スタッフは、肉体を酷使して
心がぼろぼろになることがないように
燃え尽きる事がないように
改善できるものは、改善していきたいですね.

そして医療スタッフの本来の仕事に
十分時間をとって、頭脳を使えるように
していきたいものです.

看護士さんや、さまざまなプロのワザをもつ
匠の人たちが、本来の力を発揮できるように
効率化できることは効率化していくというのが
医療のIT化だと思います.
大変な医療現場で働く人たちに
ただただ頑張れ!と精神論、根性論では
なんの役にも立たないでしょう.

患者のためになり、働くスタッフも力を発揮できる
そんな医療のIT化、電子化を考えてみたいと思います.

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by yangt3 | 2006-08-25 07:53 | ニュース