もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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暑さにも負けず

連日の猛暑で
私たちの病院のある可児も本当に暑いです.
お隣の多治見市では、40.9℃と
暑さで日本のトップテン入りしてしまいました.

こんな暑さのなか、私たちの病院の元気な若者たちは
ゴルフに出かけていました.

タマ日記
瀕死のゴルフ
http://tamaoking.exblog.jp/7303520/#7303520_1

FIFTY-FIFTY 18365
みんなこの話題
http://fifty50.exblog.jp/6004677/

身体は元気ですが、心が夏バテ気味の私にとっては
本当にびっくりします.

ちなみに若者だけではなくベテラン勢も参加したそうな(笑)
この数日で顔が真っ黒に日焼けしている人をみたら
笑って見過ごしてあげてください(笑)

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とはいうものの
自分の体力に過信をもつのは、禁物かもしれません.

---------------YOMIURI ONLINE 2007.08.17
メタボ解消作戦参加の課長急死…三重・伊勢市
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070817-OYT8T00187.htm

 三重県伊勢市で、生活習慣病予防のために、
 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と疑われる
 市長ら幹部職員7人による減量作戦に参加していた男性課長(47)が
 運動中に死亡していたことが17日、わかった。

 死亡したのは、市生活支援課長奥野睦司さん。
 奥野さんは夏休みだった14日午前9時10分ごろ、
 同市の自宅近くの道路で倒れていた。通行人が見つけ、
 救急車が出動したが、奥野さんはすでに死亡していた。
 死因は急性虚血性心疾患。午前7時ごろ家を出て、
 ジョギング中に倒れたらしい。歩数計は3500歩を示していた。
 伊勢署は、運動が引き金となって
 心臓に負担がかかった可能性があるとみている。

 市は7月から、市職員が率先して肥満予防に取り組もうと、
 「7人のメタボ侍、内臓脂肪を斬(き)る」と銘打ち、
 腹囲85センチ以上の市長と部課長級職員計7人が減量目標を立て、
 10月に成果を公表することにしていた。
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メタボリックシンドロームが
虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)の誘因となることは
さまざまな調査で明らかになっています.

30〜50代の働き盛りの男性の間で
こうしたメタボリックシンドロームが話題になってきた背景には
脂肪分を多く摂取する欧米型食生活が
影響してきていると言われています.

国立循環器病センターの調査によると、
狭心症や心筋梗塞など虚血性心疾患による死亡率が、
東京・大阪の30〜50代男性で上昇に転じたこと
が明らかになったそうです.

虚血性心疾患による死亡率は、男女とも1970年代から
下がり続けていたので、食生活や生活環境など
メタボリックシンドロームの原因となる状況が
この心臓疾患による死亡率の増加に影響しているのでしょう.

日本での、心疾患死亡率の上昇は
これからも増え続ける事が懸念されます.

メタボリックシンドロームや内臓脂肪を減らして
結果として心臓疾患や脳血管障害にかからないようにするのが
目的です.
やはりまずは、心臓血管系のきちんとした
検診をうけるのが大切なことだと思います.

私の経験した症例では30代の心筋梗塞の方が数名おられますので
30代の方も油断されてはならないと思います.
もちろん、みなさん、カテーテル治療で
事無きを得て、今は、健康に過ごされています.

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-----------------asahi.com 2007. 08.17
欽ちゃん70キロマラソン「医学的に非常識」 禁煙学会
http://www.asahi.com/culture/update/0817/TKY200708170305.html

 禁煙の普及を進める医師らでつくる「日本禁煙学会」(作田学理事長)は、
 日本テレビ系で18〜19日に放映される
 「24時間テレビ『愛は地球を救う』」で
 愛煙家のタレント萩本欽一さんが70キロのマラソンに挑むことについて、
 「医学的に見て極めて非常識」とする見解を
 日本テレビを含む報道各社に送った。

 66歳という年齢に加えて萩本さんがヘビースモーカーであること、
 連日の記録的な猛暑を見解の理由としている。
 「感動と生きる勇気を与えたいという気持ちは理解できる」としたうえで、
 「自らが禁煙して全国民に禁煙のメッセージを送ることで
 欽ちゃんの気持ちはじゅうぶんに生かすことができる」とし、
 萩本さんに禁煙も勧めている。
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萩本 欽一さんは、本当に大好きなタレントでして
コント55号のころから、ずっと彼のいろいろな番組やコントを
みて楽しませてもらってきました.

そんな彼も、もう66歳になったわけで
いつまでも健康でいて、私たちを笑わせて、元気づけて欲しいと
願っています.

ヘビースモーカーであると聞けば、やはり
虚血性心疾患のことが心配になりますし、
70キロのマラソンに挑むのであれば、せめて
循環器医師の検診を受けて欲しいと願います.

70キロマラソンの無理なリスクを冒さなくても
欽ちゃんの気持ちは、十分にもう伝わっています.

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最近、僧侶でアナウンサーの法話ブログが話題になっています.

僧侶でアナウンサー川村妙慶の日替わり法話
http://blog.livedoor.jp/rococo8787/

 このブログの8月17日の記事のなかで
 仏地
 http://blog.livedoor.jp/rococo8787/archives/50791504.html
 
 作家の瀬戸内寂聴さんが講演の移動中に気分が悪くなった話が
 出てきます.(以下記事より引用させて頂きます)
 気分が悪くなって、空港のトイレに駆け込んだそうですが、
 同時に、「ここで死んだらどうしよう」と不安になったそうです.
 なぜなら、明日の新聞に「瀬戸内寂聴!トイレで倒れる!」という記事を
 書かれるのではという不安がめぐってきたとか・・・.
 こんな所で死ぬわけにはいかないと、自力でトイレから出て、
 お付きの方に抱えていただき自宅へむかったそうです.
 有名人は辛いですね。笑い
 
 かたつむり どこで死んでも 我が家かな
 (以下は、ぜひブログの方を訪問されてくださいませ)

前の病院で24時間循環器オンコールをやっていた時
片道20キロ、往復40キロの病院への道のりを
忙しい時には、3往復、4往復していたこともありました.
深夜だけでなく、当直あけでも
日曜祝日でも、おかまいなしに呼び出されていました.
台風が上陸して強風が吹き荒れる中を
病院に車を飛ばした事もあります.
突然の大雪で、車を滑らせながら、びょいんに向かったこともあります.

何回も、こんな循環器の呼び出しが続くと
最後には疲労と諦め(諦念)の境地から
深夜の真っ暗な道を車で走っていると
不思議な感覚に陥ってしまう事がありました.

ちょうど、このブログの記事にあった瀬戸内寂聴さんのように
このまま事故って死んでしまうかもしれないな、なんて
おかしな気分だったりしました.

そして瀬戸内さんと同じように
妙にリアルに、自分の事故の新聞記事を想像していたりしたのです.
まあ、人間疲れると、ばかなことを考えるのかも知れません.

こんな厳しい現実のなかで
時に生きる事への煩悩や執着が
自分の命を、ぎりぎりの所で支えてくれる事もあるかもしれませんね.

だから自分らしく、無理せず過ごす事が一番なのでしょう.

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by yangt3 | 2007-08-18 00:16 | ニュース