もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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迅速な救急対応

迅速な救急対応のために様々な試みが
行われています.

-------------------AGARA 紀伊民報 07.10.10
救急隊からの電話 直接担当の医師へ
http://www.agara.co.jp/modules/
dailynews/article.php?storyid=133152

 田辺市新庄町の紀南病院(山本忠生院長)はこのほど、
 心臓センター(循環器内科と心臓血管外科)の
 救急患者を迅速に診断・治療するため、
 消防署の救急隊や開業医からの電話を
 当番の担当医師が直接受ける体制にした。
 同病院は「これまでは、救急室で看護師らが電話を受け、
 担当医師を探すなどしていたが、
 医師が直接電話を受けることで、
 患者の状態を早く把握し、対応を迅速化できる」と話している。

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 同病院ではこれまで、開業医からは救急室に、
 救急隊からは救急室か救急部長につながる
 専用電話を設けていたが、看護師が電話を受けて
 医師に取り次ぐ間、救急隊を待たせる形になっていた。
 開業医からも医師に直接電話に出てもらえるように
 要望があったという。このため、
 循環器内科と心臓血管外科が連携して設けている
 「心臓センター」で、医師が直接受ける体制にした。

 新たな体制では、循環器内科か心臓血管外科で、
 診察や手術が入っていない当番の医師が携帯電話を持ち、
 救急隊や開業医からの電話を受ける。
 時間は平日の午前8時半〜午後5時15分。
 それ以外の時間や休日、祭日、両科が関係する疾患以外は
 これまで通り救急室で受け付ける。

 心臓センター長の島崎靖久副院長は「両科で扱う病気は、
 心筋梗塞(こうそく)や動脈破裂など緊急を要するものが多い。
 早く病気が分かり、治療に進むことが何よりも大切。
 今回の体制変更で、地域に役立つことができれば」
 と話している。
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先日も私が当直の晩のこと
救急隊から直接、私のもとに電話が入り
胸痛を訴えて喘鳴を伴う
重症の心臓病の患者の受け入れが可能かどうか
連絡がありました.

救急隊との電話での連絡で
リアルタイムに、現在の患者の状態を
理解する事が可能でした.

救急外来で受け入れの準備を行いながら
カテ室スタッフにすぐに招集をかけました.

その時の現場のどたばたの様子は
こちらのブログの記事をご覧ください↓

タマ日記
あっ?呼んだ??
http://tamaoking.exblog.jp/7550084/

なにはともあれ、救急隊の迅速なダイレクトな
医師への連絡のおかげで
スタッフの招集、カテ室の準備などが迅速に
行う事が出来て、患者さんの救命につなげることができました.

心臓救急や、脳卒中救急においては、
初期治療、初期対応が時間との勝負になります.
1分1秒でも対応が早ければはやいほど
良好な予後につなげることができるのです.

理想をいえば、24時間対応で
心臓病、脳血管障害の救急については、
救急隊とのホットラインで
迅速な対応ができる体制をとることができればと思います.

受け入れ病院側の人的スタッフの不足、マンパワー不足など
さまざまな原因で
まだまだ不十分な体制を余儀なくされています.

現場では、状況を打破するべく
カテ室スタッフ一同頑張っている事を
ご理解いただければ幸いです.

「もっと兵力があればなあ、
 あと1万隻、いや、5000隻、いやいや、
 3000隻でいい.そうすれば......」
尊敬するヤン元帥の言葉です.

とりあえずは、今ある戦力で
微力を尽くしていくだけです.

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by yangt3 | 2007-10-09 21:05 | ニュース