救急症例検症会
2007年 12月 20日
当院6階講義室にて、可茂救急隊との
救急症例検症会が開催されました.
当日は、院内スタッフも数多く参加し
総勢60名あまりの参加となりました.
症例は、
循環器科 3症例.
脳外科 3症例でした.
この救急隊との症例検症会は、2年前から行われているもので
地域の救急活動を円滑にしより充実した救急を
作り上げていくための基礎となるものです.
院内のスタッフには、日頃の循環器科、カテ室の
活動内容を、きちんと伝えるよい機会になったと思います.
脳外科からは、TPA投与にて劇的に改善した
脳梗塞の症例が供覧され、早期治療の威力を
思い知らされました.
症例報告のあとは、院長の専門である脳外科の話題
くも膜下出血の最近の話題と治療についての講演がありました.
救急隊からは、外傷搬送の際のバックボードの実地の説明があり
若いスタッフが食い入るように説明に聞き入っていました.
これからもこうした地道な救急隊との連携を深めていき
よりよい救急体制を考えていきたいと思います.
参加された皆さんは、本当にお疲れさまでした.