もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

1000記事突破しました!

私がこの東可児病院に着任して、突然思い立って始めた
このブログですが、本日2008年2月24日(月曜日)をもって
1000件記事突破となりました.

a0055913_2223085.gif


最初のブログの記事を書いたのが
2005年10月31日付けです.
 はじめまして
 http://tomochans.exblog.jp/2447396

a0055913_013513.gif


ここから始まりました.

その後、何度も挫折の危機を乗り越えて
ブログに書いた記事が1000件.
総閲覧数が 16万1094人.
いただいたいコメントが 2228 件.
とまあ、よく続いていると、我ながら感心しますが
これもひとえに、ブログ訪問をしていただいております
皆様の支えのおかげだと思います.

本当にありがとうございます.




ちょうど1000件目達成を見越したかのように
珍しいものを頂きました.
なんと高麗人参入りのコニャックです.

さっそく家人と味見をしてみましたが
なにぶんにも高麗人参のような高級素材は
口にしたことがなかったためか
なんだか、薬くさく、苦さがあって独特の味でした.

まだまだ この世の中には、知らない事が沢山あると
痛感した瞬間です(笑)

このブログを始めた理由は
表向きとしては、東可児病院公式ブログとして
わが病院の活動、循環器科の活動を紹介するということになります.

それに加えて、病院内のスタッフへの啓蒙とか教育とかも
意図したのですが
筆者の思いとは別に、病院内では、ほとんど話題にもされず
けっこう悲しい思いをしてたりします.

そのかわりブログを通じて、遠方の方からもコメントを
寄せていただいた時には
言葉に表せないうれしさを感じたものです.

実際の仕事で苦しい時、重症を抱えて
病院に泊まり込んで苦労している時
病院内の人よりも、なぜかこのブログを通じて
ブログ訪問をしていただく院外の方のほうが
私の窮状を知っていただき、かつ心配をしてもらったりして
外からの思いもかけぬ陣中見舞いや心遣いに
感謝したことも少なくはありません.

ブログで地域医療連携の実践という感じです.
あとはもう少し病院内に
私のブログ活動を応援してくれる仲間が増える事を
願っています.

3年間のブログ活動で
多少なりとも病院の広報部長として
病院のことをいろいろと知っていただけるように
少しは貢献したと自負しています.

ちょっと愚痴っぽくなりますが
これまでのブログ活動は全部プライベートなので
これを機に、少しは病院からの援助を期待したいと思いますので
関係者の方よろしくお願いします.

さて「よく聞かれる質問」で
東可児第13同盟というブログタイトルは
いったいどういう意味なんですが?と
いわれます.

1000件記事突破を記念して、一応ここに答えを書いておきます.
元ネタは
田中芳樹先生の不朽の名作である「銀河英雄伝説」から
頂いたものです.

そもそも管理人名の yangt3も
この小説の重要な登場人物であるヤン提督から頂いたものです.

原作は、このヤン提督が所属する自由惑星同盟と帝国との戦いを描いた
壮大なスペースオペラであり
私は個人的には中国や日本の歴史小説や歴史書と同様の感覚で
読みふけっています.

このヤン提督が率いる艦隊が第13艦隊と呼ばれ
これらの名前を組み合わせて
東可児第13同盟 というブログ名が生まれました.

田中芳樹先生ファンの方には、すぐにお分かりだったと思います.

銀河英雄伝説について知りたい方は次を参考に

 銀河英雄伝説 ON THE WEB
 http://www.ginei.jp/

 銀河英雄伝説
 http://www.heiwanet.co.jp/latest/gineiden/gineiden.html

 銀河英雄伝説
 ウィキペディア
 http://ja.wikipedia.org/wiki/銀河英雄伝説

アニメもよいですがぜひ原作本に目を通される事をオススメします.
最近、創元SF文庫より新装となって出版され
書店でも手に入りやすくなっています.

a0055913_031221.gif


1000件記事を突破したからではないのですが
私がブログを書き続けている本当の意味について
ここに記しておきたいと思います.

私が本当に書きたかった事は
私を育ててくれて導いてくれた
故 古高先生への思いです.

辛い事、悲しい事を忘却するというのは
人間が生きていくためには、必要なことなのかもしれませんが
古高先生が夭折されて
その当時を知る仲間達も、次々とばらばらになっていきました.

今現在にどんな風に過ごしているにせよ
古高先生と皆でともに過ごした月日は
まさしく古高時代とでも呼ぶべき貴重な時間だったと思います.

せめて皆が折りに触れて、時々には
思い出してくれるように
そして師匠の思いを形にするために
こうしてブログに、古高先生のことを書きつづっているのです.

ほんの一握りでも、思いが伝わればと思ってます.

ある意味、ユリアン・ミンツのヤン提督への思いと重なる部分です.
ヤン提督の最後の瞬間の場面とも合わせ
どうしてもいろいろと思い入れを持ってしまうゆえんです.

さて本当は、鎮魂のためのブログだったのですが
筋金入りのMacユーザーである私が
時々書いていたアップル関連の記事が
ひょんなことからアップルメディカルの担当者の方の目にとまり
取材やらいろいろあって
この私のブログがアップルのホームページで
紹介されたことも、思いもよらないことでした.

 アップルメディカル
 医師が活用するPodcastの可能性
 http://www.apple.com/jp/medical/shin/

a0055913_023091.gif


この記事をきっかけにして、循環器の先生方からは
アップル使いの循環器医として、少しは気にかけてもらえるように
なりました.

院外への効果は思った以上だったのですが
院内の反応は、あいかわらず寂しいものでした.
現在の所アップルユーザーもまだまだ少数精鋭です.
まあもともとMacユーザーは最初からそういう感じですから.

故 古高先生をMacユーザーにかえたのは実は私でして
このアップルメディカルの記事も
本当は、古高先生に捧げるものです.

a0055913_035173.gif


さてブロガーとしては
1000件記事突破
16万件閲覧数突破と一応の数字は残せたと思います.

Macユーザーとしても、アップルの取材を受けて
一応の成果を出したと思います.

これからをどうしていくかが
これからの私の仮題です.

毎日ブログばかり やっているわけでは もちろんありません.
面白い事に仕事が忙しくなればなるほど
ブログの筆も進みます.
さすがに泊まり込みが続いた時には、無理はあるのですけど.

やはり医療の仕事に携わるものとして
医療崩壊、救急崩壊をなんとか食い止める事ができないか
ということに大きな関心があります.

ネット、ウェブ、ブログ活動というものが
果たしてこうしたリアルワールドの差し迫った状況に
なにか解決の糸口を見つけるものとなるのでしょうか.

私のブログ活動のこれからのヒントになるかもしれない本です.

 ウェブ時代をゆく
 ーいかに働き、いかに学ぶか

a0055913_083221.gif


梅田 望夫 著

ちくま新書

実は、この本の前作にあたる ウェブ進化論についても
読了し、記事を書かせてもらっています.

 医療現場でのウェブ革命ー 梅田 信夫氏の「ウェブ進化論」を読む
 http://tomochans.exblog.jp/3393154/

私がまだ漠然と感じていたブログ活動の意味を
ネットの意味を、この本によって
はっきりと言葉として明確に理解した気がしました.

あれから2年後に続編として書かれたのが本書です.

一言でいうとウェブ時代のサバイバルガイドとでも言うべき本です.
副題にあるように、この時代にいかに生働き、いかに学ぶか.

キーワードとなるのはオープンソースという考え方であり
ネット世界の充実によって
開かれた知の高速道路という概念であり
ウェブ時代と向き合いながら、これからどうやって
サバイバルしていくかについて
沢山の知が詰まった本でもあります.

私自身は、このブログ活動開始と前後して
循環器のマニアックなメーリングリストのいくつかに
参加をし現在も続いています.

この循環器メーリングリストでは
まさしくオープンソースの考えで運営されており
さまざまな智慧を皆で共有しようという強い参加者の意気込みを
感じています.

医療の世界では、大きな組織、多くのスタッフを抱える施設、病院と
比べると、小さな組織、小さな病院、少ないスタッフの施設では
医療活動そのものの継続の危機に瀕しているのが現状です.

この書のウェブサバイバルの智慧を
そのまま医療の現場に行かすには、まだまだ研究が必要ですが
オープンソースの考え方、知の共有ということが
突破点になるように思います.

ウェブ時代は医療の世界も巻き込んで革命、変化が始まろうとしています.

-------CNET Japan
グーグル、米医療機関で個人健康記録プログラムを試験運用へ
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20367917,00.htm

------ITmedia News
Google、米大病院と患者情報サービスの運用実験を開始
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/22/news037.html

 自分の医療データをオンラインでいつでも参照できる
 サービスの運用実験が、米Cleveland Clinicで始まったそうです.

 システムが完成すれば、患者は自分の医療データに、
 いつでもどこからでもアクセスし、
 管理できるようになるそうです.

梅田氏のいう 知の高速道路ではなく、どちらかといえば
けものみちを ひた走る私ではありますが
ウェブ時代における医療業界の変革が
今後の私の追いかけるテーマの一つになりそうです.

長文となりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます.
これからもよろしくお願いします.
by yangt3 | 2008-02-25 00:15 | 一般