もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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ネコを飼っていると心臓病にならない

学生の頃、下宿に、ノラ猫が迷い込んだことがあります.
夜遅く、大学からの帰り道で
途中から私の後をついてきて、下宿まで
やってきたのです.

なにが気に入ったのでしょうか.
夕飯の残りを餌に上げたりして
翌日もその次の日も、夜になると
下宿にやってきては、エサを貰いに来るようになりました.

学生時代の苦しいサイフの中から
ネコ缶だの、ネコのエサなどを買ってくるようになりました.

お互いに束縛されず、大学に行って私が不在の時には
いったいどこで、どうすごしているのやら.

しばらくはこうして、私がそのネコを飼っているような
不思議な関係が続きました.

なんの変哲もない雑種の三毛でしたが
忙しい学生生活に癒しになったのは確かです.

そう私は、ネコが好きです.

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今は、なにかと忙しくて
子供たちと遊ぶ時間さえ十分にとれないわけで
ペットを飼いたいという希望はあるのですが
今のところ、まだ果たされていません.

家でネコを飼っている人は
心臓発作のリスクが低いという話があります.

------NIKKEI NET 2008. 02,21
ネコの飼い主は心臓発作リスクが低い
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20080228hj000hj

  家でネコを飼っている人は、
 心臓発作リスクが約30%低下することが示され、
 ニューオーリンズで開催された米国脳卒中協会(ASA)
 国際脳卒中会議2008で報告された。

 報告を行った米ミネソタ大学脳卒中研究所(ミネアポリス)の
 Adnan Qureshi博士によると、
 心理的なストレスや不安と心血管イベント、
 特に心臓発作との間に関連があることは
 何年も前から知られているという。
 また、ペットから得られる愛情と喜びが
 ストレスの解消になることも知られており、
 2005年に米国心臓協会(AHA)年次集会で発表された研究では、
 心不全の患者が1回、12分間イヌとともに過ごすだけで
 心臓および肺の機能に改善がみられることも示されている。

 今回の研究は、1976~1980年に実施された
 第2回米国民健康栄養調査(NHNES)に参加した
 30~75歳の米国人4,435人を対象とした
 調査データを分析したもの。

 調査参加者のうち2,435人がネコを飼っているか
 過去に飼ったことがあり、残りの2,000人は
 ネコを飼った経験がなかった。
 心疾患および脳卒中をはじめとするあらゆる原因による
 死亡率を10年間追跡した結果、
 ネコを飼ったことのある人は
 心臓発作による死亡率が低いことが判明した。

 Qureshi氏は、効果があるとは予測していたが、
 ここまで大きな効果(心臓発作リスクが30%軽減)は
 予想できなかったと述べている。
 自身もニンジャという名のネコを飼っているという
 Qureshi氏によれば、
 イヌも同じ効果を人にもたらすはずだが、
 今回の研究では、イヌを飼う人が少なかったため、
 統計学的に確かな結論は得られなかったという。

 2005年のイヌと心疾患に関する研究を行った
 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)
 メディカルセンターのKathie Cole氏によれば、
 今回の知見は意外ではなく、どのような動物でも、
 飼い主がその動物を大切に思っていれば、
 健康によい効果をもたらすはずだという。
 特に高齢者にとっては、ペットを飼うことが
 低コストかつ低リスクの医療的介入になると考えられるが、
 動物の飼育を禁じているアパートや養護施設が多い点が
 問題だとCole氏は述べている。
 Qureshi氏も、ペットが飼い主に医学的利益をもたらすことに
 同意しており、薬剤や外科手術とは異なり、
 ペットを飼うことには何のリスクもないと付け加えている。
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実際は、ネコだけでなくワンちゃんも含めた
ペット全部が癒し効果もあって
心臓発作の予防に繋がるということですね.

ネコやワンちゃんなどのペットが
飼い主の危機を助けたというニュースもありましたね.

最近のニュースによれば
日本の世帯数調査で
一人暮らしの人が増えているとか.

 「一人暮らし」が「夫婦と子」抜く…国立研推計
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kyousei_news/20080315-OYT8T00290.htm

とくに75歳以上の一人暮らしは、少子高齢化や団塊の世代の
高齢化などの影響で今後増え続けるとの予想です.

辛い時、悲しい時、病気で苦しんでいる時
やはりそばに誰かがいて欲しいと思います.

ささやなかがら学生の時に
風邪を引いて、下宿で寝込んでいる時には
本当に悲惨な気分であったことを思い出します.

心臓病に限らず
健康でいるためには、やはり皆で支え合う必要があります.

1人じゃないんだよ、というメッセージがなければ
イザという時に、心が折れてしまうかもしれません.

今年になってから循環器も
やたらと忙しくなり、少数精鋭ではかなり苦しい日々です.

若いスタッフには、「鉄人」とおだてられつつも
体力、気力の低下は隠せない今日この頃です.

辛い時にそっと支え合える
顔の見える関係があればこそ
これからも頑張れそうです.

皆さんの癒しはなんですか?

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by yangt3 | 2008-03-17 02:08 | ニュース