もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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スレンダークラブジャパン第5回ミーティングーとりあえず印象などー

平成20年4月5日(土曜日)は
東京 大手町サンケイホールで開催されました
第5回スレンダークラブジャパン総会・ビデオライブデモンストレーション
に参加してきました.

スレンダークラブジャパンという循環器医の
マニアックな研究会については、ぜひホームページをご覧ください

 SLENDER CLUB JAPAN
 http://www.cardiologist.jp/ptca5fr/scjJapanese.htm

駄文ながら私の過去ログでも紹介させていただいています.

 スレンダーな贈り物
 http://tomochans.exblog.jp/6863781/ 

スレンダークラブジャパン第5回ミーティングーとりあえず印象などー_a0055913_22303955.gif


非常に有意義な時間を過ごすことができて
たくさん勉強をしてきました.
循環器医としての私のモチベーションも多いに上がりました.





真面目な勉強のお話は、また明日の記事にするとして(笑)
まずは、本格的な参加が初めてであった
スレンダークラブジャパン総会の印象などを
個人的な独断と偏見で綴ってみたいと思います.

まずは東京駅から徒歩7分の会場にたどり着くまでに
地方から上京した学生のように
広い東京駅周辺で迷子になってしまいました(笑)

周辺地図をみながら、あっちこっち迷いながら
会場にたどり着くと
すでにもう怪しげな人たちがたくさん集まっていました.

通常の学会、研究会というと
きちんとしたスーツに身を包んだ、見るからに切れそうな
頭のよさそうな、近寄りがたい偉い先生たちが
集まるものであって、怖い、近寄りがたい、恐れ多い
そんな印象があります.

中学時代の担任の先生が体育会系で非常に厳しく
授業もいつもピリピリと張りつめていたものでしたが
そんな感じを想像して見てください.

そんな怖い先生ばかりが集う学会ということで
いつも緊張しながら参加しています.

さてそんな感じで、総会の会場に顔を出してみると
いつもと全然感じが違うのです.

なにやら皆さんくつろいだ格好でいらしているし
会場の前のほうの席には、にぎやかで怪しげな雰囲気の方々が
たむろしているし.会場のスクリーンには
なぜか今人気のテクノポップユニットの
Perfumue の「ポリリズム」のミュージックビデオが流れているのでした.

スレンダークラブジャパン第5回ミーティングーとりあえず印象などー_a0055913_22314571.gif


思わず会場を間違えてしまったのか?と
思っちゃうほどに、皆さんリラックスした雰囲気だったわけでした.

そうこうするうちに、スレンダークラブジャパン会長を発見し
ひとしきりご挨拶.

かねてよりのお約束の
MacBook Air スレンダーバージョンをお見せしました.

スレンダークラブジャパン第5回ミーティングーとりあえず印象などー_a0055913_22322975.gif


よく見ると会場には、何台ものMacが!
一台は、スレンダークラブ会長のMacであり
もう一台は、兵庫医大のM先生の所有するMacでした.

おもむろに会長のMacの中のKeynoteで作られたプレゼンが
始まりました.
特製スレンダークラブジャパンのイメージビデオでした.

とてもこのブログの記事はかけないような
面白い、過激なプレゼンであり
一気に心はスレンダーな世界に途中したのでした.

このスレンダークラブジャパンの会員の方々には
Macユーザーが多いとは、かねがね思っておりましたが
会長のMacでのプレゼンをみて
さらにその思いを強くしました.

Macユーザーはすべからくスレンダーたれ!という
会長からのめっせーじでしょうか.

学会に参加していない方にはなんのことやら、という話ですが
とにかくも、通常の学会や研究会とは違い
リラックしして、和やかで、それでいて熱気にあふれている学会でした.

そろそろ始めよう!との大先生のお言葉で
研究会が始まりました.

今回のスレンダークラブジャパンの会合は
ライブデモンストレーションという形式でした.

つまりはあらかじめ症例の治療の様子をビデオに撮影しておいて
それを会場で流しながら
術者が演者として講演し、座長とコメンテーターの先生方が
ディスカッションするというスタイルです.

スレンダークラブジャパン第5回ミーティングーとりあえず印象などー_a0055913_2233941.gif


この種のビデオライブは
最近では、どこの学会でも、地方会でも見受けられるのですが
決定的に違う点は
皆さん、和やかに議論されているということと
皆さんが、気軽に質問して気軽に答えてという
聞いている側も、だからリラックスして緊張することなく
より深い勉強ができたと思います.

和やかな雰囲気といっても
このスレンダークラブジャパンで研究されているのは
いわゆる細径カテ、つまりは
普段使っているカテーテルよりもより細いカテーテルを使って
より非新侵襲的な治療を行うという
最先端の技術と知識なのです.

通常の学会なら、わからないことがあっても
なかなか気軽に聞けないところですが
この会合では穏やかに細かいところまで学ぶことができました.

最後には、マエストロ斎藤先生が登場し
鎌倉ライブの時と同様に
ただただ感嘆するばかりでした.

さて、アカデミックな話は、また次回の記事に
まとめてアップさせていただくとして
今回の記事は、スレンダークラブミーティング印象記という位置づけですので
ミーティングのあとの懇親会についても
書いておかなければなりません.

ミーティングのあとに参加したメンバーで懇親会となったのですが
そのままの雰囲気で、皆すぐに
酔っぱらいになってしまわれていました(笑)

おどろいたのは、ちゃんとスレンダークラブ専用の
お箸が用意されていたことです.

スレンダークラブジャパン第5回ミーティングーとりあえず印象などー_a0055913_22334493.gif


こっそりと1本、自宅にお土産として持ち帰ったことは
いうまでもありません.

ミーティングの時と同様に
日本の和の心といいますか、おもてなしの心といいますか
スレンダークラブジャパンの会長をはじめとする皆様
そしてコースディレクターの先生の人柄が感じられました.

懇親会の会場では、S大のH先生とJ大のK先生にお相手をしていただき
光栄の極みです.

学会参加の印に
ちゃんとお土産もついていました.

スレンダークラブジャパン第5回ミーティングーとりあえず印象などー_a0055913_22342556.gif


あまりにも内容の濃い充実した一日であり
学会当日の夜は、ブログの記事も書くこともできず
寝てしまいました(笑)

一番、感じたことは
その昔、鎌倉ライブで、マエストロ斎藤先生の
華麗な橈骨動脈からの治療の数々を目にして
驚きと感動を覚えた時と同様の感覚です.

細径カテを用いた技術と知識が
橈骨動脈アプローチを学んだときと同様の
大きなモチベーションを私に与えてくれるような気がしています.

アカデミックな内容については
また次回の記事にアップしたいと思います.

私もこの地にスレンダーを広めるために
微力を尽くしたいと感じています.

会員の皆様には
私のブログに訪問していただきありがとうございました.
これからもよろしくお願いします.
by yangt3 | 2008-04-06 22:35 | 学会、勉強、研修など