もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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子供の笑顔に癒される

最近は、脳卒中、心臓病にしても
いわゆる若い方、若年の方での発症が増えているようです.

タレントの方や有名人の方で、時々心臓病や脳卒中で闘病されている
話が話題になっています.

歌手の西城秀樹さんといえば
私たちの世代には、忘れられない方(VIP)なのですが
03年に脳卒中で倒れ、その後闘病で無事に復帰されたことは
有名な話です.

西城秀樹:「子供の寝顔に癒された」脳卒中でうつ状態に 
「予防大使」で検査呼び掛け - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/life/graph/20080508/

 歌手の西城秀樹さん(53)が8日、
 「1日脳卒中予防大使」に任命され、
 JR新宿駅前で開かれた無料検査イベントに出席。
 03年に韓国で公演中に脳卒中で倒れた西城さんは
 「闘病中は気持ちが暗くなったが、
 子供の寝顔と五木寛之さんの本で癒やされた」と闘病時の心境を明かした。

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 イベントは、日本脳卒中協会などが主催。
 25~31日の脳卒中週間に合わせ、
 全国で実施される無料検査の受診を薦めるもの。
 西城さんは、倒れた時に「梗塞の意味も分からず、
 日本の医師に相談して、水分を取りながら飛行機で帰国した」と振り返り、
 1日に3箱吸っていたたばこをやめ、現在は暴飲暴食をせず、
 1日1リットル以上の水を飲むように心がけているという。
 復帰までは「リハビリと思わず、体にいいことをしようと考えて、
 続けられた。
 (患者の)家族のみなさんは『一緒に直そう』と言葉をかけて」と語り、
 「直す気があった。直す気、元気、ヒデキ」と明るく呼び掛けた。

 日本では、脳卒中で年間約13万人が死亡し、
 死因の第3位になっている。
 東京都済生会中央病院の高木誠院長(脳血管障害)は
 口が回らない、手足がしびれると思ったら、
 脳卒中のことが多い。
 一刻も早い治療が必要なので、軽くてもすぐに病院へ行ってほしい。
 ヘビースモーカーは注意が必要」と訴えた。
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急性心筋梗塞で倒れられた徳光さんもそうですが
脳卒中や心臓発作で倒れる前には
仕事で忙しい日々を過ごし
タバコや、高脂血症など、血管のリスクが
しらずしらずのうちに高まっていたようです.

こうした有名人ほどではないにしろ
私たち一般市民の、最近のこの大変な状況の中で
しんどくても
なかなか仕事を休めない
調子が悪くても、なかなか病院にいけない.
悪いとわかっていてもタバコをやめられない.
などなどついつい悪循環にはまってしまっています.

脳卒中や心臓発作を完璧に予防するというのは
なかなか難しいこともありますが
高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙、肥満など
血管のリスクとなる状態は明らかであり
ガンの予防と同様に、若いうちから
血管の健康に気をつける必要があります.

そのためには、血液検査だけでなく
その他のさまざまな検査も必要になります.

心エコー、腹部エコー、頸動脈エコーなども
最低年に一回は必要になります.
頭部MR検査も考えないと.

もしも疑わしい症状やしんどくなったら
できるだけ早く病院を受診したほうがよいです.

普段から、かかりつけ医に
さまざまな健康管理を継続して受けられるのが一番です.
いわゆる外来主治医ですね.

それとは別に、定期的に各科専門医にかかることも
予期せぬ成人病や病気の早期発見につながると思います.

例えば、私が週に1回定期的に応援に
出かけている春日井の灰本クリニックでは
灰本先生ががん検診を中心に
私が心臓検診を中心にして
それぞれ分担して、成人病の早期発見、予防、治療に努めています.

医師としても一人で全ての分野をカバーするのは無理があります.
だとすると一番手っ取り早いのは
各分野のスペシャリストと
ツーカーの仲になるのが一番ですね.

ブログ活動のおかげでもって
私もこの数年間で、さまざまな分野の専門家の方々と
お知り合いになることができました.

そうして得たネットワークの力を
また現場にフィードバックして頑張りたいです.

子供の笑顔に、家族の笑顔に
そしてスタッフの笑顔にいやされながら
元気を出していきましょう.
by yangt3 | 2008-05-14 08:43 | ニュース