もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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カテ室リニューアルに向けて

最高のカテ室をめざして
カテ室のリニューアルのために
現在、血管造影装置(アンギオ装置)の
機種選定作業に追われています.

現場の人間としては、とにかく
使いやすく、少しでもよいものをと願っています.

弘法は筆を選ばず、というのは、タテマエであって
一刻を争う循環器の緊急事態においては
時に医師やスタッフの技術の善し悪しと同様に
医療器械の善し悪しが、治療結果に影響を
与えることもあると思います.

いろいろなアンギオメーカーのプレゼンやデモで
慎重に機種選定中です.

実際に稼働している血管造影装置の見学ツアーも
順次予定が入っており
検査、治療の合間に出かけることになり
なにかと忙しいです.

a0055913_22571121.jpg






先日は、GE Healthcare のプレゼンがありました.
今回、デモとなったのは
画像ワークステーションである
Advantage Workstation
および

アンギオ装置の Innova 3100 IQです.

もちろんアンギオ装置は巨大な医療機器であるので
デモで簡単に持って来れる代物ではなく
スライドによるプレゼンです.

さてワークステーションの
Advantage Workstationの実力のほどはいかに?

うたい文句としては
マルチモダリティ対応、マルチアプリケーション対応
となっています.

当院では、アンギオ装置は、脳外科と循環器科で使用
しているため
心臓領域・冠動脈だけでなく
脳血管撮影にも対応が必要となります.
これがマルチモダリティとなります.

脳外科領域の判定は、専門医にまかせるとして
私はもっぱら循環器領域の画像について
見せてもらいました.

冠動脈画像の編集画面です.

a0055913_22575158.jpg


治療の時には、冠動脈造影の画像から
狭窄部の評価を行うのですが
狭窄度の判定がかなり簡単に
あっという間にできるのがよいと思いました.

a0055913_22582958.jpg


当院で使用している画像データベースは
起動時間が、けっこうかかるため
素早い起動と、素早い計測は、魅力的な所です.

若いスタッフも、簡単に操作を覚えられそうなので
アプリケーションの操作性の良さも
選択の基準になりそうです.

さてこちらは下肢造影です.

a0055913_2259211.jpg


末梢血管は、細かい血管がとにかく見えなければ
どうしようもないのですが
非常に視認性も解像度も良好でした.

ワークステーションから動画ファイルを作成して
USBにすぐに保存できるという機能があり
これも便利そうです.

さて肝心のアンギオ装置ですが
GEのアンギオ装置は、名古屋の角辻先生カテラボに
導入されており、ある程度のスペックや使い出は
こちらの見学の際に見せてもらっていました.

Innova 3100 はバージョンアップされたものであり
さらにスピードと画質が改善されたとのことです.

InnovaSense という機能があって
これは、フラットパネルディテクタを動かす時に
患者さんとの距離を常に自動検出し
安全なポジショニングができるというものです.

若いレントゲンスタッフも、ベテランと同じように
安全、確実なカテ室業務がすぐにできそうです.

各メーカーのプレゼンをいくつか聞いてきましたが
それぞれに工夫や進歩があり
やはり目移りしてしまいます.

これからもできるだけ沢山のプレゼンを聞いて
実際に導入されている病院にも出かけて
機器の実際もよくみて
とにかく最高のものを導入したいと思います.

アンギオ装置、CT装置は、なんといっても
循環器の仕事の要になるものなので
できるだけ循環器である私の好みを聞いてもらえるように
頑張っています.

それにしても...
新しい医療機器の選定というのは、
新しい車のカタログをみてディーラー周りしている時の感覚というか
新しいMacのスペックをネットで調べている時の感覚というか
まだ見ぬiPhoneのことをあれこれ想像する時の感覚に
似ています(笑)

カテ室のリニューアル、本当に楽しみです.
by yangt3 | 2008-06-18 22:59 | 一般