もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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人間の覚悟 について

11月の最後の日曜日となりましたが
おそまきながら、車のタイヤを冬タイヤに交換しました.

今年の冬は、例年よりも冷え込みが厳しそうです.
もう岐阜の高山では11月19日に初雪となっています.
いざ雪!となったら大変なので
やっとこれで日頃の通勤も安心です.

遠距離通勤されている同僚内科医の先生は
もうとっくに冬タイヤに交換されていました.

私の車には タイヤ交換のジンクスというのがあって
かなりの確率で、タイヤ交換の時には
緊急で呼ばれる、というのがあります.

呼ばれても、タイヤ外しているので 動けません!
という感じで、少し焦ってしまいます.

今年のタイヤ交換の時期も無事に過ぎますように.

日曜日の読書は、五木寛之さんです.

 人間の覚悟

五木寛之 著

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ーそろそろ覚悟をきめなければならない。
 「覚悟」とはあきらめることであり、「明らかに究める」こと。
 希望でも、絶望でもなく、事実を真正面から受けとめることである。
 これから数十年は続くであろう下山の時代のなかで、
 国家にも、人の絆にも頼ることなく、
 人はどのように自分の人生と向き合えばいいのか。
 たとえこの先が地獄であっても、だれもが生き生きした人生を歩めるように.
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医療に関わるものにとっても、非常に示唆に富む本です.

この本の中で 五木さんは
諦めるという言葉について語っています.

諦めるとは、明らかに究める覚悟をもつことです.
自分が信じると選択したことに裏切られても
後悔しな いと覚悟することです.

人生は不合理であって、もはや国や法律は
自分たちを、最後の最後までは守ってくれないと覚悟することです.

地獄の門が少しずつ開き始めている鬱の時代と
五木さんは語られています.

閉塞感に満ちた、今の社会の中で、何を頼りにして
暮らしていけばよいのでしょうか.
それが 諦める=明らかに極める=覚悟を決めるという思いです.

組織や人間関係に頼りっぱなしになることなく
自分の今ある状況を真正面から受け止めて
これからの進むべき方向を
私も、考えていきたいと思います.

10年後に、自分がどのようになっているか.

本当に 「下山の心」 です.
by yangt3 | 2008-11-30 11:03 | 一般