終わりの始まり
2009年 01月 17日
今年の大会を休止することになったそうです.
1)「鳥人間コンテスト」休止 読売テレビ、制作費削減で
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/16/news089.html
ー読売テレビ放送は1月16日、「鳥人間コンテスト」の今年の大会を
休止すると発表した.番組制作費の削減のため.
2010年の大会は例年通り開催する予定だという.
(後略)
長らく続いていたことが 突然休止となるのは とても悲しいことです.
さらには、9年間続いた NHK の歴史情報番組「その時歴史は動いた」が
2009年3月いっぱいで終了することになったそうです.
2)NHK「その時歴史が動いた」が終わる
http://www.sanspo.com/geino/news/090116/gnj0901160504014-n1.htm
ー「その時-」は00年3月29日に放送開始された.
人間ドラマの決定的瞬間、決断と決行の時に、人は何を考え、どう動いたのか、
歴史上の“その時”にスポットを当て、人間模様を描いてきた.
番組が佳境に入った際の
「さて、いよいよ、きょうのその時がやってまいりました」や、
「本日はご覧いただきありがとうございました」で
エンディングを迎える松平キャスターの“決めゼリフ”も、番組を盛り上げた.
「その時歴史が動いた」は、時間があれば、よく見ていました.
番組が始まると、ついつい最後まで、見てしまいましたね.
始まりがあれば終わりがあるのは 頭でわかっていても
いざ終わりを迎えると うろたえてしまいます.
年月とともに 消えていくものがあります.
テレビ番組やイベントだけでなく
知らないうちに もっと大切なものが 消えていくとしたら...
長引く不況、政治不信、広がるさまざまな格差、医療崩壊などなど
人と人を繋ぐ絆が徐々に壊れかけてきているのではと
危惧しています.
一つの物事の終わりが、次の新しい時代を
告げる物であって欲しいと思います.
幾多の苦難をなんとか乗り越えて、また来年も、これからも
なんとか希望を持てるようにと思います.
子供たちのためにも
現在、読んでいる本は これです.
迫るアジアどうする日本の研究者―理系白書3
講談社文庫
世界中に広がる不況と不安と悲惨な出来事の中で
日本人が、日本の研究者がどうやって
生き延びていくか、強い日本を作っていくか
様々な観点から 今の現状と解決への糸口について
書かれている本です.
10年後、20年後のための始まりとして
やっぱり地道に努力するしかないですね.
今年は、循環器の分野では
日本心血管インターベンション学会(JSIC)と
日本心血管カテーテル治療学会(JACCT)の二つの学会が
一つとなって初めての合同学術洲会が開かれる年でもあります.
ばらばらの時代が終わり、様々な専門職、学会が一つとなって
仕事を始める記念すべき年でもあります.
まさしく 終わりは新しい時代の始まり ということですね.
3)JSIC/JACCT統合後の新学会名称
http://www.jsichp.com/gakkai/g_name200812.html
記念すべき学会は、6月25日から27日まで
札幌で開催です.
http://www.jsic-h.com/2009JSIC&JACCT/japanese/index.htm
学会参加に値するような仕事を
それまで続けていきたいと思っています.