もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

終わりの始まり

毎年、子供たちと楽しみにしている「鳥人間コンテスト」が
今年の大会を休止することになったそうです.

 1)「鳥人間コンテスト」休止 読売テレビ、制作費削減で
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/16/news089.html

 ー読売テレビ放送は1月16日、「鳥人間コンテスト」の今年の大会を
  休止すると発表した.番組制作費の削減のため.
  2010年の大会は例年通り開催する予定だという.
  (後略)

長らく続いていたことが 突然休止となるのは とても悲しいことです.

終わりの始まり_a0055913_025540.gif


さらには、9年間続いた NHK の歴史情報番組「その時歴史は動いた」が
2009年3月いっぱいで終了することになったそうです.

終わりの始まり_a0055913_024475.gif





 2)NHK「その時歴史が動いた」が終わる
 http://www.sanspo.com/geino/news/090116/gnj0901160504014-n1.htm

 ー「その時-」は00年3月29日に放送開始された.
  人間ドラマの決定的瞬間、決断と決行の時に、人は何を考え、どう動いたのか、
  歴史上の“その時”にスポットを当て、人間模様を描いてきた.
  番組が佳境に入った際の
 「さて、いよいよ、きょうのその時がやってまいりました」や、
 「本日はご覧いただきありがとうございました」で
  エンディングを迎える松平キャスターの“決めゼリフ”も、番組を盛り上げた.

終わりの始まり_a0055913_034469.gif


「その時歴史が動いた」は、時間があれば、よく見ていました.
番組が始まると、ついつい最後まで、見てしまいましたね.

始まりがあれば終わりがあるのは 頭でわかっていても
いざ終わりを迎えると うろたえてしまいます.

年月とともに 消えていくものがあります.

テレビ番組やイベントだけでなく
知らないうちに もっと大切なものが 消えていくとしたら...

長引く不況、政治不信、広がるさまざまな格差、医療崩壊などなど
人と人を繋ぐ絆が徐々に壊れかけてきているのではと
危惧しています.

一つの物事の終わりが、次の新しい時代を
告げる物であって欲しいと思います.

幾多の苦難をなんとか乗り越えて、また来年も、これからも
なんとか希望を持てるようにと思います.
子供たちのためにも

現在、読んでいる本は これです.

迫るアジアどうする日本の研究者―理系白書3
講談社文庫

終わりの始まり_a0055913_04148.gif


世界中に広がる不況と不安と悲惨な出来事の中で
日本人が、日本の研究者がどうやって
生き延びていくか、強い日本を作っていくか

様々な観点から 今の現状と解決への糸口について
書かれている本です.

10年後、20年後のための始まりとして
やっぱり地道に努力するしかないですね.

今年は、循環器の分野では
日本心血管インターベンション学会(JSIC)と
日本心血管カテーテル治療学会(JACCT)の二つの学会が
一つとなって初めての合同学術洲会が開かれる年でもあります.

ばらばらの時代が終わり、様々な専門職、学会が一つとなって
仕事を始める記念すべき年でもあります.

まさしく 終わりは新しい時代の始まり ということですね.

 3)JSIC/JACCT統合後の新学会名称
 http://www.jsichp.com/gakkai/g_name200812.html

記念すべき学会は、6月25日から27日まで
札幌で開催です.
 http://www.jsic-h.com/2009JSIC&JACCT/japanese/index.htm

学会参加に値するような仕事を
それまで続けていきたいと思っています.
by yangt3 | 2009-01-17 00:03 | コーヒーブレイク(雑談)