もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

患者さんは大切なバディ

長らく闘病生活を送っていらした二人の方が
やっとこの週末に無事に退院を迎えることになりました.

お二人とも80代半ばであり、一昔前であれば
治療は困難であったかもしれません.

カテーテル治療の進歩や、人口呼吸、急逝血液浄化法などの
集中治療の進歩に支えられ、治療の甲斐あって
元気になったお二人の姿にほっとしています.

高齢の身でありながら、病気を克服することのできたお二人に
共通していることといえば、「家に帰りたい」という
強い気持ちを持っていらしたことでしょうか.

医療というのは、本当にチーム医療であって
医師一人の力では、どうしようもありません.

日々の治療を支えてくれるスタッフの力はいうまでもありません.

患者さんを支える家族の方の存在も、やはり大切な
チーム医療の一部です.

そして一番大切なことは、患者さん自身が、チーム医療の
一番の中心にあるということだと思います.

そう患者さんこそ大切なバディである、ということです.
治療は二人三脚ではなく百人百一脚という感じでしょうか.

先日のスレンダークラブジャパン in 東京で
金沢のとあるMEさんが、患者さんはバディだ!と叫んでおりました.

a0055913_024999.gif





元気になった患者さんを見て、いつも思うことは
私たちのカテーテル治療や医療レベルだけが全てではないということです.

元気になったのは最終的には患者さん自身の力であり
助けられたのは、実は私たち医療者のほうではないかと思います.

多くの患者さんたちの治療やケアに関わらせていただく中で
私たち自身が勉強指せていただいていると感じます.

カテーテル治療一つをとってみても、その世界は広く深く
ずっと勉強を続けていても、本当にまだまだという感じです.

これからも自分の力の及ぶ所をなんとか頑張って
患者さんの皆さんから多くを学んでいきたいものです.

a0055913_05135.gif


このような記事を見つけました.

 人は何歳まで働くことができるか
 http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm

 ー研究者らによると、理想的な退職年齢というものはなく、
  高齢者でも新しいことを学び、鋭い思考力を保っていれば、
  雇用市場で引けを取らないことがわかっているという。
  米メイヨークリニック(アリゾナ州)神経学教授のJoseph Sirven博士は
 「働くのに年を取りすぎなのは何歳か」という質問への答えは
 「仕事ができなくなったとき」で、そうなるのを防ぐ方法は多くあるという。
  健康的に年を取る秘訣は忙しくあり続けること、
  それも運動や身体的活動ばかりでなく、
  むしろ精神面、認知面で常に活動的であることが重要だという。
  (中略)
  退職する平均年齢を過ぎても仕事を続けるためには、
  新しい言語や楽器を学ぶなど、
  常に新しい取り組みに自分を駆り立てることだとSirven氏は助言している。
  Taylor氏は、仕事の技術の維持、運動や健康的な食生活を勧めており、
  認知面と身体面の健康はどちらも同じくらい重要であると指摘している。
------------------------------------------------------------------
体と心が続く限り、今の仕事を
頑張って続けて行ければいいですね.

治療で関わった患者さんたちは、バディであるだけではなく
いろいろな意味で、なにかを教えてくれる
大切な師匠なのかもしれません.

子供達が社会人となって一人前に成った時まで
現役で頑張っていたいです.

今回の記事のBGMは、さだまさしの フレディもしくは三教街 でどうぞ.

 さだまさし - フレディもしくは三教街
 http://www.youtube.com/watch?v=pn5Cj8jDOuA

a0055913_042344.jpg

by yangt3 | 2009-04-17 00:04 | 一般