もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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古いハードディスクの中身

古い職場から新しい職場に転勤する際に
医局の自分の机の荷物を整理してみると
けっこう大量の書類やら文献やらで、大変なことになっています.

本当ならひとつひとつちゃんと確認して
不必要なものは処分すれば良いのですが
医師という仕事の関係上、転勤ぎりぎりまで
仕事に追われていることが多く
結局は面倒なため、「えいっ!」と引き出しごと
本棚一区画ごと、そのまま段ボールに詰め込んでしまいます.

こうして医師として転勤を繰り返していると
なぜか、古い古い書類とか荷物や物品がいつまでも
捨てられることなく、場合によっては梱包を解かれることもなく
持つ主に付き添って、ずっと旅を続けることもあるわけです.

そんな捨てられないまま、ずっと持ち歩いていた古い荷物の中に
以前の職場で使っていた外付けのハードディスクがあります.

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長らく使っていたものの、いつか機械の不調が原因で
Macで読み取れなくなっていたのでした.
そこは、こまめにバックアップしていたので
実質的には困らなかったのですが.

先日、外付けのハードディスクケースを購入して試してみたところ
この古いハードディスクが、再度、甦ることとなりました.

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動かなくなって、もう3~4年ほどそのままにしておいたものです.

古いハードディスクを、新しいハードディスクケースに
装着することで、また新たな息吹が吹き込まれました.

私のMacBook Airでも USB経由で
この古くて懐かしいハードディスクが読み込めるようになりました.

そしてその中身はというと...
以前の職場で使っていたものであり
故 古高先生の作られたプレゼンファイルや
一緒に仕事をしていた頃のエクセルの書類やら
さまざまな仕事関連のファイルが沢山詰まっていました.

今となっては、実際の仕事を左右するような
重要な書類ではありませんが
故 古高先生が元気で折られた頃の
一緒の仕事をした頃の あの頃の時間がすっぽりと切り取られて
まるでタイムマシンのように
この小さなハードディスクの中に保存されていたのです.

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当たり前の何でもない物が
幾何かの時を刻むことによって、想い出をその中に
内蔵することがあります.

ちょうどハードディスクやUSBメモリのように
昔々に刻まれた様々な想い出や懐かしい感覚は
時をへて開いてみても色あせることはありません.

ましてやもう二度と現世で再び会うことのかなわない人との
想い出が詰まったものは、特別な存在となります.

私が古い物を捨てられない所以です.

今も私の家の中や職場で
沢山の人と過ごした時間が、いろいろな物の中に
静かに確実にメモリーとして刻みつけられているようです.

そして私が生きた証は
このブログの中に刻まれて
いつかは大人になった私の子供達が、それを目にしてくれることを
夢見ています.

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by yangt3 | 2009-05-09 00:04 | 一般