もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3

2006年 03月 09日 ( 2 )

AEDで子供を救おう
http://loveaed.blog31.fc2.com/
というブログをご紹介します.
くるみ さんという方のブログで

「AEDの普及活動を行なっており
心臓震盪・心室細動・救命講習やAEDの事を
多くの人に伝えたいと思います。」
という趣旨でブログを運営されています.

以前に紹介した心臓振盪など、一般市民の方が
ますますAEDなどの一次救命処置を習得して行く必要があります.
1人でも多くの方が AEDを関連した救命処置に興味を持っていただき
地域の蘇生率が高まることを願います.

ぜひ一度 ブログを訪問されてみてください.
かわいいわんちゃんの写真もあります.
by yangt3 | 2006-03-09 17:21 | 一般

家庭血圧測定の勧め

高血圧の効果的な治療のためには
みなさんがご自身で、家庭での血圧測定を
行っていただくことが非常に重要となります.
2003年に出された日本高血圧学会の家庭血圧測定ガイドラインが
参考になります.

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・装置ー家庭用血圧計は聴診法で裏付けを得たカフーオシロメトリック法に
  基づく上腕カフ血圧計を用いる

・測定部位ー家庭用血圧計の腕帯は軟性腕帯を使用するのが望ましい.
  座位でカフが右心房の高さにあるように測定する.
  腕を伸ばして、上腕の筋肉が緊張しないような姿勢を取る.
  左右差がある場合には、常に高く出る側の血圧測定を行う.

・測定条件ー朝の家庭血圧は起床後1時間以内に測定する.
      (排尿後、座位1〜2分間の安静後、服薬前、朝食前)
      夜の家庭血圧は就寝前に測定する.
      同じく座位で1〜2分間安静後に測定する.

・測定回数、測定期間ー朝と晩の2回血圧測定を行うようにする.
  できれば毎日の測定が望ましいが、7日間に少なくとも5日間の
  測定が必要.
  薬剤を変更する場合や、血圧の上昇がある時には
  きちんと家庭血圧を図る必要があります.

・記録ー血圧の測定は、血圧だけでなく記録の時間と心拍数の測定も
  必要となります.(心拍数の増加があるかどうかも
  治療薬の選択に重要になります).

・家庭血圧の評価ー過程血圧は135/80mm Hg以上をもって
  高血圧と診断します.
  担当医の判断にもよりますが135/85以上の場合には
  高血圧として降圧剤の治療が行われます.
  125/75 mmHg未満を確実な正常血圧と判定します.
  125〜135の血圧の方は、経過観察が必要であり
  引き続き家庭血圧測定を行ってください.
 
高血圧の治療は、まずは家庭血圧をしっかりと
毎日2回測定することから始まります.
病院でも決まった担当医をしっかりと受診し
忘れずに、家庭血圧測定の記録を外来にお持ちください.
担当医は、家庭血圧測定の結果を参考にして
細かく薬の調整をさせていただくことになります.
by yangt3 | 2006-03-09 10:21