もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3

2007年 09月 13日 ( 1 )

スタチンとがんとの関係

循環器領域では、虚血性心疾患、脳卒中などの
心血管イベントのリスクを低下させるために
積極的にコレステロール、高脂血症の治療が行われています.

具体的には、総コレステロールではなく
悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールの数値を元に
治療が行われています.

先の記事で紹介したように高値となったLDLコレステロールを
低下させるためにスタチンと呼ばれる薬剤が投与されます.

一方でこうしたスタチンの治療においては
肝障害、横紋筋融解などの薬剤使用に伴う副作用が
報告されてきました.

さらに以前より がん専門医の間では
過度のコレステロールの低下ががんの発生を
高めるのではないかという
事実がいわれていましたが、はっきりとした
データはこれまでありませんでした.

今回、こうしたスタチンによる副作用の問題
特にスタチンとがんの関係についての研究が
発表されています.

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by yangt3 | 2007-09-13 00:02 | カテーテルの話題