もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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カテゴリ:ニュース( 262 )

国立循環器病研究センターで「仮想病院」も視野に入れた
遠隔医療の試みが始まっているそうです.

 治療開始、30分早く 遠隔医療で情報共有 「仮想病院」も構想
 http://www.47news.jp/feature/medical/2010/06/post-347.html

記事によれば国立循環器病研究センターで行われている遠隔医療の概要としては

・救急車6台に携帯端末を用いた遠隔医療装置を配備.
・同装置を用いて12誘導心電図と動画カメラデータを送信.
・基幹病院では担当医師が24時間待機で対応.
などだそうです.

救急車からの早期の遠隔患者データを元にして
素早い受け入れ体制の確保と人員の確保、カテ室の準備などが可能となり
心筋梗塞や脳卒中などの早期治療が必要な症例の治療に役立っているそうです.

このシステムでは仮想病院ーバーチャルホスピタルの構築も可能になるそうです.
専門外の医師しかいない一般病院や診療所においても
中核基幹病院からの読影支援、処置や搬送への助言などの早期介入が可能になります.

一般病院では24時間態勢で全ての専門医を待機されるということは
到底無理な話であります.

遠隔医療構想は以前より議論され実験もされていますが
いまこそ地域の医療活性化と医療崩壊を防ぐために
全国的なレベルでのバーチャルホスピタルシステムの導入を期待したいと思います.

地方の病院にとっては遠隔医療、バーチャルホスピタルにより
生涯学習の要にもなるのではないでしょうか.

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by yangt3 | 2010-06-17 18:14 | ニュース

レーザーポインター

英国で、少年がインターネット上で購入したレーザーポインターで
目に損傷を負った事故が起ったそうです.

 少年がレーザーポインターで目を損傷、英国では初の事例
 http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2734706/5858960?blog=sonet

記事によると、この少年は緑色のビームを発する小型レーザーポインターで遊んでいて
目を損傷し、視野の中心部分が見えにくくなる中心暗点の症状が出てしまったそうです.

そして物の形状を鮮明にとらえることができなくなったらしいです.

眼科医の診断の結果によると、少年は目の表面が焼け、
網膜に光が入りにくくなっていたそうです.
少年の視力は2か月後には回復したが、
網膜の損傷は残ってしまったらしいです.

気をつけないといけないですね.

当院でも、ペン型の小型レーザーポインターがよく使われています.
講義やプレゼンテーション、症例検討会などで頻用されています.

もはやとても身近なツールであるレーザーポインターに
こんな危険が潜んでいたとは驚きです.

小型になったレーザーポインターをポケットに入れわすれて
ついつい自宅に持って帰ってしまうということもありがちです.

子供たちがレーザーポインターで謝って、この記事のようなことにならないように
親も気をつけてあげないといけないですね.

ウィキペディアによれば
日本国内ではこうしたレーザーポインターに法的規制があって
安全性が確保されているということです.(消費生活用製品安全法)

 レーザーポインター
 http://ja.wikipedia.org/wiki/レーザーポインター

ネットで購入たものや個人輸入したレーザーポインターには注意が必要のようです.
勉強になりますね.
by yangt3 | 2010-06-09 20:47 | ニュース
最近話題のツイッターですが、皆さんも使われているでしょうか.

私もツイッターをけっこう活用しています.

情報発信というよりは、日頃お世話になっている諸先生方との
情報交換のためにツイッターを利用させてもらっています.

時間に関係になく、いろいろとつぶやいておけば
諸先生方の楽しいレスポンスをいただけて、いつも勉強しています.

メールではどうしても形式張ってしまうというか
真面目な文章になってしいますが
ツイッターであれば、直接お話をさせていただくような気軽さがあります.

学会や研究会に参加した時にも、すごく活躍しています.

もちろん私は iPhone 3GSでツイッターです.
画像添付のつぶやきもiPhoneならではの魅力ですね.

ツイッターを消防庁が災害情報発信のために活用を開始したそうです.

 消防庁、ツイッターで災害情報発信
 http://www.j-cast.com/mono/2010/05/19066811.html

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アカウントは「FDMA_JAPAN」だそうです.

記事によれば、 2010年5月18日より消防庁は
災害時の双方向情報発信手段として、ツイッターの活用を開始したそうです.

その名も「災害情報タイムライン」だそうです.

震度5強以上の地震など、大規模災害時に
同庁がとりまとめている被害情報を
ツイッターのタイムライン上で発信していくとのことです.

また、フォロワーから寄せられた災害情報に
地元消防からの報告にない重要なものがあれば
同庁が事実関係を確認してくれるそうです.

災害情報とツイッターの組み合わせは非常に有意義な試みですね.

ツイッターをされている方は、一度フォローされてみてはいかがでしょうか.

私はさっそくフォローを開始しています.
by yangt3 | 2010-05-19 21:09 | ニュース
岸和田で92歳女性の弁膜症の手術に成功したそうです.

 92歳女性 心停止状態で手術 岸和田市民病院が成功
 http://www.sankei-kansai.com/2010/05/14/20100514-023849.php

記事によると、大阪府の病院で、重症の大動脈弁狭窄症の92歳女性に対して
弁置換手術と冠動脈バイパス手術が無事に行われ、患者さんもお元気になったそうです.

弁膜症と重症狭心症の手術を行うためには、人工心肺装置が必要になりますが
92歳という御高齢でありながら5時間にもおよび手術を無事に乗り切ったそうです.

御高齢の方の心臓病の治療については、年齢ゆえに
いろいろな治療を受けられる事を断念される方も多いと思います.

最近の医療技術の進歩には著しいものがあり
御高齢だからといって手術や治療をあきらめることはないと思います.

もちろんカテーテル治療においても、御高齢の方であっても
安全に行えるようになってきました.

その要点としては、暦の年齢ではなく、個々の患者さんにおいて
心肺機能を含めた全身状態がどのようなものであるかが大切になります.

弁膜症だけでなく、動脈瘤などの疾患も
緊急ではなく、前もってわかれば十分に余裕を持って対応することも可能です.

まずはきちんと専門医にかかって検査を受けられる事をオススメします.
by yangt3 | 2010-05-15 13:59 | ニュース
外来の待ち時間はどこの病院でも頭を悩ませる問題です.

医師や看護師などの医療スタッフの絶対数の不足があり
とりわけ地方の病院では、待ち時間もかなりのものです.

この連休明けの外来では、患者さんで大変混みあってしまって
中には2時間以上待ちというような過酷な事態になってしまいました.

外来の合間に緊急が入ったり、病棟の受け持ち患者さんの容体が急変したり
普段の外来でも様々な突発的な出来事によって
ますます待ち時間は長く、長くなってしまいます.

日頃通院されている患者さんは慣れたもので
手ごろな文庫本や本を持参して読書しながら
外来待ち時間を過ごされています.

医師の増員は、すぐにどうにかなるものでもありません.
なんとか待ち時間を短くする事はできないのでしょうか.

いつもお世話になっております瀬戸の公立陶生病院では
外来待ち時間の軽減のために素晴らしい取り組みをされているそうです.

 外来待ち時間に病気対策講座 瀬戸・陶生病院
 http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20100511/CK2010051102000023.html
 (以下、記事より引用)

 ー同病院の外来待ち時間は、30分から1時間程度.
  中には、2時間以上待たなければいけないケースもある.
  こうした患者たちの負担を軽くしようと
  同病院の看護師たちが昨年11月ごろ
  「外来待ち時間対策プロジェクトチーム」を結成し
  今年2月下旬から、総合受付ロビーで講座を始めた.
 
  看護師らが講師を務め、午前10時から1時間開催.
  各科の診療状況に合わせており、日程は不定期だ.
  禁煙や糖尿病、メタボリック症候群などテーマは多彩.
  中には講座を目当てに来る人もいるという.

とても素晴らしい試みですね.

医師やスタッフの増員など、現実的に無理なことではなく
発想の転換でもってつらい外来待ち時間を、楽しくわくわくする
患者さん向けの外来講座を受ける時間に変えてしまうなんて
本当にすごいです.

患者さんの立場にたった発想と行動は、私たちも多いに見習うべきと
とても感心いたしました.

二番煎じで申し訳ないのですが
私たちの病院でも、外来待ち時間の負担を軽くするため
同じような試みをしていけたらいいな、と思います.

関係各部署の方々、よろしくお願いします.

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by yangt3 | 2010-05-12 05:00 | ニュース

事実は小説より奇なり

信じようと信じまいと、世の中には本当に奇跡のような
出来事があるものです.

 脳と心臓に銃弾―命とりとめたインド人女性、医師「奇跡だ」
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0407&f=national_0407_022.shtml

 ー記事によると、頭部と胸部と腕を撃たれ、きわめて危険な状態に陥った
 インド人女性が決死の治療により一命をとりとめたそうです.

 病院に運び込まれて撮影したCTでは、頭部の銃弾は
 左耳付近から大脳内部に食い込んでおり、
 胸の銃弾は、心臓に達していたそうです.
 さらには肋骨が損傷しており、再び大出血が起こったり
 血腫が発生する恐れもあったそうです.

 幸いなことに、生命維持に必要な脳の部位に損傷がなく
 大量の輸血と長時間の手術を繰り返し
 なんとか一命をとりとめたということです.

どのような重症患者さんでも、わずかな可能性をあきらめる事なく
頑張らなければと思います.

そのためには、人員確保、医療機器の整備、インフラ整備が
絶対的に必要です.まだまだ足らないものが多すぎます.
by yangt3 | 2010-04-08 21:24 | ニュース
ようやく岐阜県でもドクターヘリ2010年度の導入・整備が決まったようです.

 県がドクターヘリ導入へ 2010年度予算案
 http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20091231/200912310832_9647.shtml

この記事によれば
ー安心して暮らせる岐阜県づくりを目指す県は30日までに、
 2010(平成22)年度一般会計当初予算案に
 ドクターヘリコプターの事業整備費2~3億円程度を
 盛り込む方針を決めた.

 来年度中に基地病院の選定、ヘリポートの整備などを行うとともに、
 ヘリを運航する委託先を決めるなどして同年度内の導入、運航を目指す.
 県土の広い県にとってドクターヘリは救急医療の充実に欠かせないとして
 待望論が強く、医療関係者も期待を膨らませている.

私たちの病院でもドクターヘリに憧れている人が沢山います.

残念ながら私たちの病院にドクターヘリの発着のためのヘリポートは
ありませんが、今後、県内でのドクターヘリの運航が実施されれば
私たちもいろいろと勉強や準備を重ねていかなければならないと思います.

ドクターヘリに興味のある院内スタッフには
ぜひ積極的にこれからの研修や研究会、学会に参加して欲しいと思います.

当院もいずれは、せめてドクターヘリのヘリポートを整備できるように
頑張っていきたいものです.

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by yangt3 | 2009-12-31 12:07 | ニュース
日ごろお世話になっております
地元の可茂消防のニュースがありました.

ぜひご覧下さい.

シューズカバーケースを考案 可茂消防南署の救急救命士3人
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20091211/CK2009121102000013.html

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この記事によりますと
可茂消防南署の救急救命士3人が、救急活動の現場で役立てようと
「身体着装型シューズカバーケース」を考案.
消防庁の開発・論文などの審査で奨励賞を受賞した.とのことです.

日ごろの救急隊の皆さんの地道な活動が評価されたということで
地元で一緒に頑張っている私たちも誇らしい気分です.

新年に向けてまた元気をいただいたと思います.

私たちも負けないように頑張りたいと思います.
by yangt3 | 2009-12-14 09:22 | ニュース
言葉がわからなくても、パソコン上でイラストとアニメを順番に選ぶだけで
意思伝達と救急連絡ができるという画期的な意思伝達システムが
開発中だそうです.

 1)イラスト選んで119番 文字や音声不要で意思伝達「VUTE」、NTTがデモ公開
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0908/19/news006.html

 2)NTT:動画の「119」、文章に変換--システム試作
 http://mainichi.jp/select/biz/news/20090819ddm008020139000c.html

 このシステムを開発しているのはNTTドコモです.

お試し版(試用版)のページがこちらです.

 3) VUTE デモサイト
 http://vute.ilab.ntt.co.jp/vute/index.html

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実際にこのページで試してみると、まず場所と名前を入力します.
GPS(全地球測位システム)や地図から所在地を選んだ上で、
イラストやアニメで火事か救急かを選択します.

燃えている物、けが人・病人の数をイラストから選ぶことができます.

救急の種類(火事か事故か急病か)、怪我か急病か、
病気の重傷度(軽傷、中等度、重症)、
けが人の数(一人が数人か、多数か)などを選びます.

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イラスト、アニメの質問に順に答えていくと日本語の文章が作成されます
例えばこんな感じです.

「救急車をお願いします.病院が多数います.重病人がいます.
 場所は可児市、私の名前は太郎です」

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現在はデモ版なのですが、この文章を119番通報した電話口で
音声再生するなどして、病状や窮状を伝えることも技術的に可能だそうです.

現在地もGPSから自動取得できる仕組みになるそうです.

招来的には、語彙もボキャブラリーも増やして、もっといろいろなことを
伝えるようにするそうです.携帯電話での使用も準備しているそうです.

記事によれば、このシステムが開発されるきっかけは
サッカー日本代表のイビチャ・オシム前監督が千葉県内の自宅で
未明に倒れた際、外国人の家族が119番通報できず
搬送に手間取ったことを知ったNTTの研究者が開発を始めたそうです.

Skypeやテレビ電話と合わせて、こうした試みが
どんどん実用化するといいですね.

「言語・文化の差や障害を越えるミニマム・コミュニケーション技術の研究開発」
という言葉のとおり、これが本当のユニバーサルアクセスといえるかもしれません.

もちろんiPhoneやMacにも標準搭載してほしいものです.

私たちが外国で困ったときにも、こうしたシステムがあれば便利ですね.
英語や外国語がわからなくても、イラストやアニメは全世界共通ですからね.
by yangt3 | 2009-08-21 00:14 | ニュース

適材適所

ドイツでは、盲目の女性が鋭敏な手先を利用して
乳がん検査技師として活躍しているそうです.

 盲目女性、鋭敏な「手」で乳がん検査技師として活躍 ドイツ
 http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200907310027.html

 ードイツのフランク・ホフマン医師が開発した乳がんの早期発見のための
 触診検査を、ドイツの多くの盲人女性が技術を習得して
 医療現場で活躍されているとのことです.

 ドイツでは2006年から2008年にかけて試験的に
 盲目の女性の乳がん触診技師制度を導入して成果が上がっているそうです.

日本の乳がん検診の場合は、医師による触診、マンモグラフィー、超音波検査
という流れになるので、乳がん検査技師というのは
単純に比較はできないですが、素晴らしい試みではないでしょうか.

日本では法律上の問題もあり、すぐにこの制度を導入するというわけには
いかないでしょうが、ぜひ検討されるといいですね.

人間の才能にはいろいろな可能性があると思います.
いろいろな形で、全ての人たちが才能を生かせるような社会になるといいですね.

医療の問題も福祉の問題も、さまざまな問題も
こうしてみんなの力と才能を会わせて乗り越えていければいいですね.

ちなみに私たちのカテ室スタッフも、スレンダーカテを知って
いろいろ豊かな才能を開花させています.

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by yangt3 | 2009-08-12 07:09 | ニュース