もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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カテゴリ:ニュース( 262 )

3歳児の奇跡

小さな子供を持つ親の立場としては
とても印象的な話です.

 3歳幼児が森の中で2晩、犬が寄り添って保護? ミズーリ
 http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200905110018.html

 ー(CNN) 米ミズーリ州に住む3歳の幼児が足かけ3日にわたって
  森の中をさまよった末に無事救出され、このほど病院を退院した.
  冷たい雨の中を1人で歩き回って生き延びたのは
  奇跡的だと医師は話している.

  この幼児ジョシュア・チルダーズちゃんは4日、
  両親が目を話したすきに自宅を出て行方が分からなくなり、
  同州マーク・トウェイン国有林の中で2晩を過ごした後、
  6日になって、自宅から約5キロ離れた地点で泣いているところを
  捜索隊に発見された.

  当時は雨が降り、気温は約4度まで低下.
  ジョシュアちゃんはTシャツとオムツしか着けておらず、
  見つかった時には体温が低下して体はあざと虫刺され跡だらけだったため、
  すぐに病院に運ばれた.

  診察したスティーブン・クロウフォード医師には、
  川の水を飲んだことや寒くてあまり眠れなかったことを話したほか、
  犬の話をしたという.

  CNN系列局KSDKの報道によれば、家族の飼い犬が同時に行方不明になり、
  ジョシュアちゃんが発見されたのと同じころに戻って来た.
  発見当時はほかにも2匹の犬がジョシュアちゃんと一緒にいたという.

  クロウフォード医師は、ジョシュアちゃんの命が助かったのは
  犬のおかげかもしれないと話している.

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本当に良かったですね.
犬たちが、この子を見守って助けてくれたと信じたいですね.

本人と犬たちにしかわからない秘密ですね.
by yangt3 | 2009-05-17 00:03 | ニュース

僧侶から医師へ

医学生の頃は、同級生というと、高校から現役で入学した人だけでなく
さまざまな経歴の人たちがいたものです.

法学部、教育学部や理学部、工学部など医学部以外の大学に一度は入学したものの
再度、勉強して医学部に入り直した人もいました.

もちろん駅前留学してから(つまりは浪人して予備校)
医学部に入った人もいました.

高校生活しか知らない いわゆる新人医学部学生にとっては
そういった いろいろな経歴を経験した人たちが
妙に大人びて ちょっと格好良く見えたものでした.

ペーパー試験であれば、教科書の勉強と記憶力、暗記力がカギとなるわけですが
実際の臨床の現場では、なかなか教科書通りにいかないことも多く
さらには生身の人間相手の仕事ゆえ、もっと幅広い能力が必要となります.

研修医時代にも、患者さんや家族とあっという間に仲良くなって
心を開いてもらうのは、教科書とは関係のない一種の才能であって
そんな同僚がやはりうらやましく思えたものでした.

医療という仕事が人間相手である以上、科学や技術やエビデンスに加えて
個々の人たちへの向き合い方、付き合い方が
よい医療の大切な一部分であるようです.

ちょっと回り道なようでも、医師、医療職に関わる人は
医療以外のことをもっと知る必要があるのかもしれません.

僧侶から医師となり「僧医」となった方がおられるそうです.

 1)医師になった僧侶 「人生完成させる」手助けに
 http://www.asahi.com/health/news/TKY200904250146.html

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by yangt3 | 2009-04-26 00:01 | ニュース

100歳のペースメーカー

100歳の女性のペースメーカー植え込み手術が無事に成功したそうです。

 100歳女性の心臓手術に成功 田辺の紀南病院
 http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=166464

  心臓の脈拍が遅くなる疾患「完全房室ブロック」を患った
 100歳女性の心臓手術に、紀南病院(田辺市新庄町)が成功した。
 術後の経過は順調で女性は22日に退院する予定。
 100歳以上の高齢者に対する心臓手術の成功例は全国的に珍しく、
 病院は「県内で初めてだと思う。
 
 心臓疾患で悩む高齢者に希望を与えられれば」と話している。

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自宅で転倒して右大腿骨頚部骨折が判明した100歳の一人暮らしの老人が
整形外科の手術の際に、不整脈を指摘されたそうです。

その不整脈は心臓の脈拍が極端に遅くなる状態で「完全房室ブロック」と
呼ばれる状態だったそうです。

完全房室ブロックについては、こちらをご覧ください。

 2)安全房室ブロック
 http://www.cardiac.jp/view.php?lang=ja&target=grade3_avb.xml

高度な房室伝導障害により、心房からの興奮が心室に全く伝導されない状態で
状態によっては、ペースメーカーの植え込みが必要になる疾患です。

当院でも90歳前半の男性の方の完全房室ブロックの患者さんに
ペースメーカーを植え込みした経験があります。

医師不足と地域の過疎化が心配される昨今の状況の中で
地域の医療機関としては、高齢の方々によりそった医療が必要になるという
ことなのではないでしょうか。

医療技術の進歩に伴い、カテーテル治療、心臓病の治療の技術も
高齢者の方であっても安心して受けていただける環境が整ってきています。

「もう年だから」とあきらめてしまうのではなく、高齢でもお元気であれば
私たちもがんばって、心臓病の治療をお手伝いして行きたいと思います。

当院でのペースメーカー治療の紹介です。

 3)徐脈性不整脈に対するペースメーカー治療
 http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=166464

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by yangt3 | 2009-04-24 00:10 | ニュース
悲しい話題が続く昨今、あまり元気の出る話もない日々ですが
久々にちょっと気になる記事を見つけました.

 1)元広告マンのスタバ店員 体験談がベストセラー、映画化も
  http://www.cnn.co.jp/business/CNN200902140001.html

 ニューヨーク(CNN) ある朝突然に言い渡された解雇。
 輝かしいキャリアから一気に転落した人生を、
 救ってくれたのはスターバックスだった――。
 60代で「スタバ店員」となった元広告マンの体験談がベストセラーとなり、
 全米で人気を呼んでいる。
 近く、トム・ハンクスのプロデュース、主演で映画化される見通しだ。

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こちらにも関連記事があがっています.

 2)“スターバックス”と雇用不安下での「生き方」論
  http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090212/185812/

話題の本のタイトルは
 『How Starbucks Saved My Life』です.
米国で2007年の秋に出版されたそうです.タイトルを直訳すれば
「いかにして“スターバックス”は、私の人生を救ったか」
ということになりますね.

面白そうな本なので、洋書ですが(翻訳本も見あたらなかったので)
アマゾンで、さっそく原作を注文しました.

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by yangt3 | 2009-02-16 07:44 | ニュース
この月曜日から心臓CTの撮影にスタッフと共に
取り組んでいます.

心臓CTで画像をとることは、まあなんとなくわかったかな
という感じです.

問題は、心臓CT画像を解析するザイオワークステーションの方でして
連日、放射線科の若手スタッフが、インストラクター付きっきりで
マスターするべく頑張っています.

循環器医としての私は、たまに彼らのそばにいっては
「もう少し、こんな画像が欲しいんだけど」とか
「もうちょっと、ここの所、詳しく見れないかなあ」とか
茶々を入れるだけなので お気楽なものです(笑)

私のザイオ専用端末が届いたその暁には、マニュアル片手に
ちゃんとマスターするつもりです.
いまは、ブログの記事を書いたり、心臓CTのチラシを作ったり
心臓のパンフを新しくしたり、なにかといろいろと忙しいので...

私を含めて、スタッフ全員がザイオを使えるようになった時には
全国のザイオユーザーの皆様と交流できればと楽しみにしています.

とりあえずは近隣での心臓CT、ザイオ勉強会などが
開けるといいと思っています.

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医療の世界もスタンドアローンではなくて、ネットワークが
とても大切なことですから.

そんなわけで、こんな記事を見つけました.

 CNNが伝えた機器でレーザー手術、青年の命救う
 http://www.cnn.co.jp/science/CNN200902080014.html

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by yangt3 | 2009-02-12 00:04 | ニュース

大統領の携帯

今週は、バラク・オバマ大統領の話題で持ちきりでしたね.

私もオバマ大統領の就任式典の様子は
おくればせながら、私もネットでしっかりと視聴しました.

ネットでの視聴でも今回のオバマ大統領の就任式典の市長は
記録的なものになったそうです.

 1)バラク・オバマ大統領の就任式、ネット視聴数も記録に
 http://www.cnn.co.jp/science/CNN200901220027.html

 ー米国史上初の黒人大統領として、第44代大統領に就任した
  バラク・オバマ氏の就任式典の様子を、
  インターネットで視聴した人々の数が記録的なものになることが
  各メディアの統計結果などで明らかになった。
  CNNでは就任式の20日、
  約2700万人がストリーミング配信の動画を視聴、
  昨年の大統領選時に記録した530万人を大きく超えた。

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このCNNニュースに掲載されている写真は
なぜかMacです.
Mac を アメリカ市民が眺めているというのは
なんとなくうれしくなりますね.

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by yangt3 | 2009-01-25 00:15 | ニュース

救急車を呼びますか?

意外に思われるかもしれませんが
急性心筋梗塞の患者さんでも、救急車を呼ぶ人は
かなり少ないようです.

 1)心筋梗塞「救急車呼ぶ」日中1割 夜は3割、厚労省調査
 http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009011901000096.html

 2)「救急車呼ぶ」日中は1割 心筋梗塞の兆候あっても
 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/
20090119STXKB004219012009.html

これらの記事によれば
 胸の痛みや息苦しさなど急性心筋梗塞が疑われる症状が起きても
 救急車を呼ぶ人は平日の日中ではわずか12%、
 夜間や休日でも28%だけだったそうです.
 119番利用をめぐるこんな現状が、厚生労働省研究班が実施した
 全国調査で浮かび上がったそうです.

 心筋梗塞は1時間以内に専門医の治療を受けるのが救命の鍵だが、
 受診が遅れて病院にたどり着く前に亡くなる人が多いとされる。
 冬は特に発作が多い季節。
 研究班主任で国立循環器病センターの野々木宏緊急部長は
 「高血圧や糖尿病などリスクのある人は心筋梗塞のサインを知り、
 もしもの時はすぐ119番を」と呼び掛けている。
 調査結果は24日に日本疫学会で発表する。
とのことです.

当院の経験でも、かなり重症の急性心筋梗塞の患者さんでも
自力で、つまりは自家用車で病院に来られる方が
けっこう多いような印象です.

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by yangt3 | 2009-01-22 00:08 | ニュース
心肺停止後の生存率が10%に改善したそうです.

 1) 心肺停止後の生存率10%に 救急患者、AED普及
 http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009011601000702.html

 ー総務省消防庁は16日の有識者検討会で、
  2007年に心筋梗塞などで心肺停止状態になり、
  救急搬送された患者の1カ月後の生存率が10・2%だったとの
  調査結果を公表した。
  調査を始めた05年に比べ3・0ポイント改善した。

  消防庁は改善した要因について、
  心臓に電気ショックを与えて救命を図る
  自動体外式除細動器(AED)が
  身近な場所で普及してきたことや、
  救急隊員の能力の向上を挙げている。

  調査対象は交通事故などを除き、
  心臓病などで病院に到着するまでに心肺停止となった患者。
  07年は延べ1万9707人が搬送され、
  このうち1カ月後の生存者は2013人だった。
  生存率は05年7・2%、06年8・4%と年々向上している。
  (後略)
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記事にあるように、最近は、日常的にいろいろな場所で
AEDが設置されていることが実感されます.

心肺蘇生への救急隊員の皆さんの情熱は、本当にすごいですね.

地元の多治見市笠原町では、AEDを区民が共同購入したそうです.

 2)AEDを区民が共同購入 多治見・笠原町43区
 http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/
20090114/CK2009011402000033.html

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by yangt3 | 2009-01-19 00:05 | ニュース

救急応援の派遣を

東京の墨田区、江東区、江戸川区の医師会開業医の先生方が
産婦人科の開業医の取り扱った患者が救急搬送される拠点病院に、
開業医みずからも可能なかぎり同行して手術を手伝うことなど
を申し合わせたそうです.

 1)NHKニュース 可能なかぎり拠点病院同行へ
 http://www.nhk.or.jp/news/t10013345481000.html#

 去年10月に、東京の妊娠中の女性が8つの病院に
 受け入れを断られたあとに死亡した問題では、
 女性のかかりつけだった診療所が
 最初に受け入れを打診した都立墨東病院が、
 当直の産科医不足から受け入れを断っていました。
 この問題を受けて墨田区と江東区それに江戸川区の3つの医師会は、
 産婦人科の開業医が取り扱った患者が、
 産科医不足を理由に拠点病院に受け入れを断られるのを防ぐため、
 開業医みずからが複数のお産を抱えている場合などを除いて
 
 可能なかぎり搬送先に同行し、手術を手伝うことなどを申し合わせました。
 拠点病院の態勢を一時的に補うとともに、
 症状を直接伝えられるといった利点がありますが、
 実際に同行するかどうかは、いっしょに手術をすることに
 支障がないかどうかなどを病院側と協議して慎重に
 判断するとしています.

重傷者の救急搬送、転院搬送においては、
医師、医療スタッフの同乗は重要なことですが、
こうした申し合わせを開業医の先生たちが 行わなければならないほど、
救急基幹病院の負担は重く大きくなっていると言うことでしょう.

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by yangt3 | 2009-01-06 00:27 | ニュース

頭の中を覗く

その昔、医療視察と称して
シンガポールに出かけたことがあります.

シンガポールの国立病院を中心に見学しました.
日本とシンガポールとの医療事情の違いもさることながら
シンガポールの進んだ医療に驚かされたものです.

ちょうど折しも SARS(Severe Acute Respiratory Syndrome)が
世界中に衝撃を与えていた時期でもあり
SARS対策も見学の目玉の一つでありました.

病院救急外来の入り口には、赤外線サーモグラフィーが設置され
病院に出入りする人をチェックしており
体温の高い人(感染の可能性のある人)を
水際で選別するシステムをいち早く取り入れていました.

空港でも同様のチェックシステムが行われたのは皆さんご存じの通りです.

最近の空港のチェックシステムはさらに高度なものになっているようです.


 1)乗客の「頭の中」を調べテロ防止 空港警備の最前線
 http://www.cnn.co.jp/science/CNN200812070016.html

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by yangt3 | 2008-12-12 00:05 | ニュース