もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3

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高齢者の手術

徳島でなんと104歳の女性の
大腸手術が成功したそうでです.

最近の医療の進歩には
本当に驚きです.

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by yangt3 | 2006-05-31 00:39 | ニュース
狭心症や心筋梗塞の治療は
近年の薬剤溶出ステント ー Cypher ー の導入により
劇的な進歩を遂げました.
治療後の坑血小板薬の使用に注意が必要なことと
慢性期の経過観察に専門的な注意が必要なことがありますが
適切に薬剤溶出ステントで治療された方の
再発(病変の再狭窄)は確実に激変しました.

その一方で従来から治療困難と考えられてきた
つまりバイパス手術の適応と考えられてきた症例にも
積極的に薬剤溶出ステントを用いたカテーテル治療が
試みられています.

具体的な治療対象としては
・左主幹部病変(左冠動脈の根元の病変)
・透析患者や糖尿病患者さんでみられるような
 石灰化の強い病変、などです.
その他、びまん性病変、多枝病変、慢性閉塞性病変などは
以前よりもさらに積極的に
カテーテル治療が行われるようになりました.

カテーテル治療をうまく行う為には
ステントだけでなく、その他の道具(デバイス)にも
工夫が必要になります.

今回、新しい治療用のバルーンが開発されました.

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by yangt3 | 2006-05-30 08:45 | ニュース
手術の直前に執刀医がテレビゲームを
20分ほどプレイしたほうが
手術によい効果をもたらすという
調査結果が発表されました.

一見手術と関係なさそうなテレビゲームが
手術にもたらす影響とは
いったいどういうことなのでしょうか.

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by yangt3 | 2006-05-29 00:16 | ニュース

神はサイコロを振らない

最近読んだ本の紹介です.

大石 英司 著 「神はサイコロを振らない」
中公文庫

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「神はサイコロをふらない」というのは
かのアインシュタインが
「偶然」を要素とする、当時の量子力学を批判して
述べた言葉だそうです.

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by yangt3 | 2006-05-28 00:57 | 皆さんに紹介したい本

心肺停止の社会復帰

働き盛りの人や大切な家族を襲う
突然の心肺停止.
AEDが社会全体に普及していき
救急救命士、救急隊の活動が広く行われるようになり
心肺停止の方の社規復帰は
果たして増えたのでしょうか.
今回これに関連したニュースが
発表されました.

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by yangt3 | 2006-05-27 07:44 | ニュース

血栓吸引カテーテル

急性心筋梗塞は、冠動脈の動脈硬化(プラーク)が
破綻し急速に血栓を形成し
その結果、冠動脈が血栓で閉塞し発症します.

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通常の狭心症と違い急性心筋梗塞では
多量の新鮮な血栓が冠動脈病変に存在しており
安全で迅速な治療のためには
冠動脈を閉塞した血栓の処理が必要になります.

今回、ジョンソン・エンド・ジョンソン社から
新たな冠動脈血栓吸引カテーテルが発表されました.

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by yangt3 | 2006-05-26 00:18 | ニュース
米国心臓病教会(AHA)/米国心臓病学会(ACC)から
アテローム硬化性血管疾患の2次予防に関する
ガイドラインが発表されました.

今回のガイドラインにおいては
脂質低下に関する追加試験の知見によってもたらされた
新しい随意的な治療目標が盛り込まれています.

また急性冠症候群後または経皮的冠動脈インターベンション後の
ステント留置患者におけるclopidogrel使用についての
具体的な勧告がありあます.
(前回紹介したプラビックスのこと)

長期治療のための低用量アスピリンについての勧告や、
左室機能が低下している患者のための
アルドステロン拮抗薬療法の利点の確認もあります.

安定した冠疾患を有しておりかつ左室機能が正常であって
比較的低リスクの患者を対象としたアンジオテンシン変換酵素
(ACE)阻害薬療法に関する試験の所見や
インフルエンザワクチンに関する新たな勧告がありました.

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by yangt3 | 2006-05-25 00:19 | ニュース

ベッドコントロール

病院では、日々多くの方が入院され
また沢山の方が退院されていきます.
日々の外来にも数多くの患者さんが
診療に訪れ、病状によってはそのまま
入院となることもあります.

病院の病室は、数が限られており
ましてや、心臓病、脳卒中などの病状が重症の方は
集中的な看護の出来る病室に入院が必要となるため
私たちは、いつも入院のお部屋の確保に
頭を悩ませています.

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by yangt3 | 2006-05-24 00:04 | ニュース
大動脈バルーンパンピング法(IABP)とは
急性心筋梗塞などの重症冠動脈疾患や心不全症例において、
バルーン(風船)のついた大動脈内カテーテルを心臓に近い大動脈に留置し、
心臓の動きに合わせてバルーンを拡張・収縮させることで
心臓の働きを助ける補助循環法の一種です.
日本では年間約23,000例行われています.
当院でも2005年7月の循環器科開設以来
最新の大動脈バルーンポンプ装置を導入し
緊急の循環器治療において活躍しています.

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今回、日本人の大動脈長に合わせた、日本人のための
日本人専用の大動脈バルーンカテーテルが発表されました.
これまでは、外国人の体に合わせて作られた少し大きめの
バルーンを無理して使っていたというのが現状です.

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by yangt3 | 2006-05-23 00:38 | ニュース
2005年10月末から始めた、このささやかなブログですが
昨日をもってのべ1万人の方に訪問していただきました.
本当にありがとうございます.
最初は、院内職員向けとして
スタッフ教育の場として、ブログを始めましたが
スタッフ以外の院外の方々や
様々な方々にささえられて今日までやって来る事ができました.

このブログのささやかな歴史は
東可児病院に循環器科を創設しカテーテル治療を行うという
私を含めた心カテスタッフの努力の歴史でもあります.

1万件突破を一つの区切りとして
またこれからさらに頑張って行きたいと思っています.

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by yangt3 | 2006-05-22 00:13 | 一般