もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3

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希望の治療

救急で病院に搬送された時には
特に急性心筋梗塞のように
一刻を争う事態の時には
治療を選択する余地がないのが
実際のところです.

時間をかけて遠くの病院まで
搬送されている間に
救急車の中で心室細動を起こすかもしれず
治療可能は、できるだけ近くの
救急病院に駆け込むことになります.

逆にこのような場合は
救急処置を行い、可能であれば
すぐにカテーテル治療を行うため
医師の方もあまり迷いがなく
治療に専念できます.

もう少し時間的に余裕がある病気の場合
希望の選択に、患者さんの希望が
生かされているのでしょうか.

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by yangt3 | 2007-03-31 00:19 | ニュース
Windowsの世界では、Vistaが発表されて
けっこう大変のようです.

職場の方にもWindowsマシンが何台もあって
稼働していますが、ほどんどWindows XPです.

新しいものにすぐに飛びついたからといって
必ずしも完全につかいこなせるとも限らずです.

仕事も同様で新しい技術、新しい機械に
すぐに飛びついたとしても
それを使いこなすには
やはり時間と努力が必要になってきます.

いま心臓の世界では
従来の冠動脈造影(カテーテル検査)に変わって
高性能(64列)CTによる
冠動脈の検査が徐々に主流になりつつあります.

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by yangt3 | 2007-03-30 13:51
当直明けで頭がぼーっとしたままの朝.
何気なくつけたテレビで
植木 等さんの 訃報を報じていました.

頭をがーんとなぐられたようで
一気に目が覚めてしまいました.

各メディアやネット上で
一斉にこの天下一のコメディアンの訃報が
報じられています.

在りし日の植木さんのVTRを見ながら
思わず不覚にも涙をしてしまいました.

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by yangt3 | 2007-03-29 01:03 | ニュース
日々外来業務に追われています.
都市部ではないためか
外来も比較的高齢者の方々が多いです.

病気の症状があってもぎりぎりまで
我慢される方が多く、この地にきて
びっくりしたことです.

高血圧も糖尿病も高脂血症も、この地では
さまざまな理由により、まだまだ治療不十分であると
感じています.

脳梗塞も心筋梗塞も新しい治療薬(t-PA)の登場や
薬剤溶出ステントの進歩によって
緊急時の治療成績も向上しています.

緊急時に適切かつ正確な治療を行うことはいうまでもなく
やはり病気の予防や再発予防にも
十分に意を尽くすことが重要ではないでしょうか.

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by yangt3 | 2007-03-28 00:10

ファイヤーファイター

先の2001年9月11日の
同時多発テロで標的となった
ニューヨークの世界貿易センタービル.

崩壊しタビルに生き埋めになった2名の
警官が奇跡的な生還を果たしました.

その実話に基づいて制作された映画が
「ワールド・トレード・センター」です.

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この時には、多くの方々が犠牲になり
救護活動中の消防士も被害にあっています.

Wikipedia によれば確認できた数として
ニューヨーク市消防局消防士 343人
ニューヨーク市警察 23人
入ヨーク港湾管理委員会職員37人
とされており
圧倒的に消防士の被害が多かったことが伺われます.

日本でも米国でもかように
消防士(ファイアーファイター;Firefighter)の業務は
過酷であり、その身体的な影響も大きいのです.

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by yangt3 | 2007-03-27 00:08 | ニュース

医師の労働時間

月に100時間を超える時間外労働を強いられて
自宅で過労のため突然死された
小児科医の先生の労災が認められたニュースは
まだ記憶に新しいところです.
(記事が削除される恐れがあり
長いのですが全文を転載いたします)

-----------YOMIORI ONLINE 2007.02.23
小児科医の過労死、労災認定
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070223ik0f.htm

一方で厚生労働省のトップが
「医師の労働時間はたいしたことない」
などと発言するなどして
我々現場で日々働く医療スタッフにとって
医療環境を取り巻く状況が日々日々厳しくなることが
実感されます.

燃え尽きるのか?それとも現場から立ち去るのか?
毎日その問い掛けの中で
仕事をしています.

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by yangt3 | 2007-03-26 00:05 | ニュース
うれしいことがあった時.
悲しいことがあった時.
いろいろな思いをとにかく
誰かに聞いてもらいたい時.

思いを誰に伝えたいでしょうか.

時空を超えて運命を超えて
それでも会いたい人がいます.

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地下鉄(メトロ)に乗って

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by yangt3 | 2007-03-25 00:39 | 古高先生の想い出
The New England Journal of Medicine
(N Engl J Med 2007; 356 : 1020 - 9 : Original Article.)
http://www.nankodo.co.jp/yosyo/xforeign/nejm/xf2hm.htm

に薬剤溶出ステントに関する論文が
多数掲載されていました.

1)薬剤溶出ステントの無作為化臨床試験におけるステント血栓症

2)シロリムス溶出ステントとベアメタルステントを比較した
 14 件の試験の解析

3)シロリムス溶出冠動脈ステントと
 パクリタキセル溶出冠動脈ステントの安全性と有効性

薬剤溶出ステントが現在の冠動脈カテーテル治療の中心ですが
おりしも薬剤溶出性ステントの遅発性のステント血栓症が議論
となっています.

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by yangt3 | 2007-03-24 00:07 | ニュース
7年程前に、急性心筋梗塞を発症し
ステント植え込み、カテーテル治療を行い
救命した方がおられます.
故 古高先生とともに治療した患者さんでした.

その後長い時間が過ぎ去って
古高先生も天上界の人となってしまいましたが
その患者さんは、いくつもの病魔を乗り越えて
元気に過ごされておられます.

先日、その方と久しぶりにお会いすることができ
古いカルテのカテーテル記録に
私の名前と故 古高先生の名前を見つけて
とても感慨深いものがありました.

技術や知識というものは
年とともに進化を続けていくものです.
医療の技術も常に新しい時代に対応するべく
改良、改善を続けていく必要があります.

心や思いのようにいつまでも
変わることのないものもあります.

久しぶりに懐かしい患者さんを前にして
伝統というものについて思いを馳せました.

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by yangt3 | 2007-03-23 00:03 | 古高先生の想い出
東可児病院でも
狭心症・心筋梗塞などの心臓の
カテーテル治療だけでなく
下肢の動脈硬化
(下肢閉塞性動脈硬化症;ASO)に対する
カテーテル治療を行っています.

心臓へのカテーテル治療で培った技術を
末梢血管への治療に応用することによって
従来よりもきめ細やかな治療が
可能になっています.

2007年1月には下肢閉塞性動脈硬化症の
国際指針も改訂され発表されました.

当院での取り組みをご紹介します.

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by yangt3 | 2007-03-22 16:21 | カテーテルの話題