もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3

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SiCKO シッコ

マイケル・ムーア監督の話題の映画「シッコ(SiCKO)」を
DVDで観ました.

米国の医療問題についてのドキュメンタrー映画です.

アメリカの医療が、進んだ医療、最高の医療として
日本では、よくモデルとして取り上げられるのですが
今のアメリカ医療の現状と問題点を
マイケル・ムーアが切り込み取材で暴いた作品です.

とはっても、別に肩ひじ張らなくても、細かいこと考えずに
映画として楽しめる内容です.

アメリカの医療問題を通じて
人と人が助け合うことの意味を深く考えさせてくれます.

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by yangt3 | 2008-04-30 00:02

たまには愚痴など

休みの日の当直は、朝9時から翌日の9時までの
24時間勤務.
当直あけでも、医師の場合には、交代もなく
休日でもなければ、そのまま通常勤務が続く.

先日は、そうして日曜当直のあと、なにごともなかったかのように
そのまま月曜日の通常勤務に突入.

午前中に病棟回診当番ということで病棟の仕事を片付けて
昼食も取る時間もなくそのままカテ室へ.
午後は、ペースメーカー、カテーテル治療をすませて
あっという間に夕方.

月曜日は夕診当番でそのまま食事もとらずに外来へ.
外来を終えて、再度カテ後の人の術後管理をすませて
病院を後にしたのは午後9時.

トータルで36時間のノンストップ連続勤務.

これが地方循環器医師の平均的な生活です.

たぶん救急の現場を支えている医師は、もっともっと
過酷な環境にさらされているはずです.

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続きもあります
by yangt3 | 2008-04-29 12:00 | コーヒーブレイク(雑談)
病気は、人から健康を奪い、幸せで平和な生活を破壊し
生きる希望さえも奪い取ってしまいます.

病気は、様々なものを人から奪っていくかもしれませんが
人に生きよう、頑張ろうという力がある限り
困難なことも成し遂げることができます.

がん手術で声を失った大学教授の方が、PCを使って
再び教壇に戻ったというニュースがあります.

asahi.com:失った肉声をPCで再生 がん手術の教授、教壇に戻る - 健康
http://www.asahi.com/health/news/OSK200804150039.html

大阪芸大・牧教授:がんで声帯切除から半年、“肉声”で教壇復帰 
事前録音、PC再現 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2008/04/10/20080410ddf041040011000c.html

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by yangt3 | 2008-04-28 07:49 | ニュース

良いチームのために

チーム医療の必要性が叫ばれて久しいです.

チーム医療とは
医師を中心、頂点とした医療の遂行ということでなく
医療スタッフがお互い対等に連携し、患者中心の医療を
実現しようとすることです.

欧米では、すでに各医療分野、救急分野において
このチーム医療の考えの元に実践が行われています.

チーム医療について、これまでにいくつか記事を書いていますので
よろしければごらんください.

1)チームと仲間ー看護週間によせて
 http://tomochans.exblog.jp/3604815

2)看護師、薬剤師、医療スタッフの役割拡張を!
 http://tomochans.exblog.jp/3960017

日本のこれまでの現状では、医師をトップとしたヒエラルヒーが
形成され、特に地方や、医師の数が少ない地域では
医師に遠慮して自由な意見交換ができていないということもあります.

日本の法制度の現状では、ほとんどの医療行為が医師の指示のもとで
行う必要があるとされています.
スタッフ不足に悩む医療現場において、こうした長年の医師を主とし
他のスタッフを従とする意識が続いているゆえんです.

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続きがあります.
by yangt3 | 2008-04-27 08:15 | 一般

最近うれしかったこと.

先日、当院でカテーテル治療を受けられた方が
自分の病状についてネット検索をしたところ
このブログにたどり着いたそうです.

外来でそのお話をお聞きして、ちょっとうれしかったです.

そういえば今日は、こんなこともありました.
以前の職場で長らく診療していた患者さんが
風のたよりに私のことを探してくれまして
久しぶりに外来を訪れてくれました.

その手には、私のブログの記事と、アップルに紹介された私の記事の
プリントアウトがしっかりと握られていました.

ネットやブログというのは、目に見えず一方通行になりがちなのですが
いろいろな方の支えがあることを改めて痛感しました.

皆さんに少しでもお役に立って、医療情報のハブになれればと思っています.

また皆さんの忌憚のないご意見をおきかせいただければ幸いです.

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続きもあります
by yangt3 | 2008-04-26 00:11 | コーヒーブレイク(雑談)

かかりつけ医?専門医?

もう皆さんもご覧になったと思いますが
先日こんなニュースが流れました.

------毎日jp 2008. 4. 22
救急搬送:心疾患、専門病院満床でかかりつけに…男性死亡 
遺族、判断に疑問 /群馬 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080422ddlk10040116000c.html

  渋川市の男性(当時69歳)が心臓疾患で救急搬送された際、
 家族が希望した専門病院が満床だったためかかりつけの病院に運ばれ、
 通報から31時間後に死亡していたことが21日、分かった。
 遺族は「容体を見れば心臓疾患と分かったはず。
 他の専門病院に運ぶなど最善を尽くしてほしかった」と
 救急隊の判断に疑問を抱いており、
 専門家からは「救急隊の教育が足りない」との指摘も上がっている。

このような記事もあります.
救急車「たらい回し」にひそむ国の「姥捨て」無策
: 私見「クローズアップ現代」 :J-CAST テレビウォッチ
http://www.j-cast.com/tv/2008/04/23019421.html

 本来、救急医療のための一般病床が療養病床的な役割まで
 果たさなければならないのだ。
 「療養型の施設、病院を充実させてほしい」
 「昨今は救命医療に対して手厚い診療報酬がつくが、
 救急病院の受け皿にも手厚い手当をしてほしい」と
 救急医療の現場は口をそろえた。
 このままでは入院ベッドは手の届かない存在になり、
 救急車は立ち往生、誰もがベッドを探して
 電話しつづけるという"戦場"の日も遠くないかもしれない。

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by yangt3 | 2008-04-25 00:04 | ニュース

掃除で元気に

最近、仕事に追われていて(いつものことですが)
なかなか机の上が片付かないです.

自宅のほうは、家人がちゃんと面倒みてくれて
きれいにしてくれるので平気ですが
病院の自分の机は、自分でなんとかしないと
どんどん片付かなくて、乱雑になる一方です(笑)

病院で仕事をしていると、実に様々な書類や文献などが
次から次へと送られてきてはたまってきます.

油断をしていると、ついぞ目を通さないままで
机の片隅にどんどんと積まれていって一山つくるわけです.

中には、大事な書類もあるために、一応チェックしなければ
捨てるに捨てられず
かくして医者の机はいつも乱雑です(私だけ?)

もちろん、医師にもいろいろな性格の方がおられて
たとえば私の僚友である内科医先生は、いつもきちんと机の上を
整理整頓されています.

いちおう、机の上が乱雑なほうが私は気分が落ち着くからと
ここでは、負け惜しみを言っておきます(笑)

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by yangt3 | 2008-04-24 00:02 | 一般
最近、当院でもMacユーザーが増えています.
ME部の若手は、MacBook Airを購入したそうです.
(独身貴族の強みですね)

私は、研修医の頃から、終始一貫してずっとMac を使っています.
医療分野の仕事には、Macが使いやすかったからです.

プレゼンの作成、紹介状の作成.レジメの作成.
スライド作成、カテ所見の作成、動画作成.
心臓カテーテル画像の画像処理など

ややこしい作業も、使い慣れたMacを使うと
ひょいひょいと簡単にできてしまいます.

その昔、Windowsでは、VD作成やムービー作成がまだ大変だった頃も
Macでは、これらの作業が簡単にできました.

さまざまなカテに関するムービーを作成したり、Podcastを作成したり
個人の想像力をそのまま形にできるという感じでしょうか.

さて今日は、日常的に使っている
Mac専用の医療画像DICOM ビューアーである
OsiriXの話です.

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OsiriX-DICOM Viewer
http://www.osirix-viewer.com/index.html

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by yangt3 | 2008-04-23 13:33 | マッキントッシュ

医療とパワードスーツ

パワードスーツというと皆さん何を思い出すでしょうか.

ある人は、機動戦士ガンダムのモビルスーツを.

ある人は、サイボーグ009を.

これで年代がわかってしまいそうですが
パワースーツは、SFやアニメだけの中にとどまらず
現在では、パワーアシスト機器もしくはパワーアシスト装置として
さまざまに実用化が進んでいるのは、皆さんご存知の通りです.

特に医療分野において、介護点医療機器としての開発が
注目を浴びています.

この分野で有名な研究者である 山海嘉之氏 の記事には
人体密着型ロボットスーツ「HAL」への思いが
語られています.

 山海嘉之が挑む、介護でロボットスーツ「HAL」実用化/Tech総研
 http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000743


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by yangt3 | 2008-04-22 00:10 | ニュース

医療再生

どこの病院でも看護師や医師の不足、慢性的なスタッフ不足に
悩んでいます.

私たちの病院がある岐阜県の統計で見てみると
平成18年12月31日のデータで
医師数は全国平均217.5人に対して179.9人、全国順位は42位
看護師・准看護師数は全国平均934.6人に対して890.9人と
なっています.
 参考;岐阜県、県勢の100の指標
 http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s11111/shihyo/shihyo.htm

地方の病院で現場を支えるために
いかにして必要な医師、看護師などの人員を確保するかが
緊急の課題となっています.

人手不足からさらに仕事がきつくなり「辞めたい」と考える職員も
増えることになります.

------YOMIURI ONLINE 2008.04.13
看護師半数「辞めたい」…県医療労連調査、人手不足が深刻
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080412-OYT8T00536.htm

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by yangt3 | 2008-04-21 07:44 | 一般