もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3

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医療の仕事に携わる人間にとって
メイヨー・クリニックという名前は特別な響きがあります.

メイヨークリニックといえば
アメリカ合衆国ミネソタ州ロチェスターを拠点とした総合医療機関です.

1846年にアメリカ合衆国に移住した
イギリス人医師ウィリアム・メイヨー氏とその子息による医療活動から
その歴史が刻まれたのです.

メイヨークリニックは、医療のメッカとして、医療の最後の砦として
全世界から注目を浴びている病院です.

つまりは最良、最強の病院の代名詞でもあります.

「メイヨー・クリニック」を知らない新人さんがいるのは
ちょっと驚きだったりしますが
医療の現場で苦労して,仕事の悩みで行き詰まった時にも
メイヨー・クリニックの実践と哲学と理念が
私たちを助けてくれると思います.

そんなメイヨー・クリニックの秘密が語られた本です.

 すべてのサービスは患者のために
 ―伝説の医療機関“メイヨー・クリニック”に学ぶサービスの核心

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by yangt3 | 2009-04-30 00:03 | 一般

愛しのパワーブック

現役引退後、末っ子とママのMacとして
長らく自宅で元気に過ごしていた PowerBook Tiが
ちょっと大変なことになってしまいました.

これが我が家のPowerBook Tiです.
末っ子に使っていいよって言ったところ
ポケモンシールを沢山張ってもらい、なんだか可愛いマシンになりました.

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パパのまねをしてMacをいじったりするのですが
そこはまだまだ子供、末っ子はやっと今年一年生になったばかり.

キーボードもまねごとだし、ローマ字もまだまだです.

気分だけはMacユーザーというわけです.

先日、子供が誤って、Macを床に落としてしまいました.
液晶や本体は無事だったのですが、キーボードのキーが
いくつか飛んでしまいました.

細かい留め部品のパーツも折れてしまったらしく、ぼろぼろです.

ヤフオクでも、古いPowerBookの交換キーボードは見あたらず
とりあえずテープで留めました(笑)

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けっこうこれでも、ちゃんとキーボードが打てるのだから不思議です.
さすがMacというべきか.

そろそろ子供用には,新品のMacBookかなと
密かに考えている今日この頃でした.
by yangt3 | 2009-04-29 00:48 | マッキントッシュ

上肢からの下肢動脈治療

末梢動脈治療用の新しいバルーンを使用する機会がありました.

セント・ジュード・メディカルの新しいバルーンである
Jackal OTWです.

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名前がジャッカルとは、なんか格好いいですね.
ちなみにこちらが動物のジャッカルです.

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この新しいバルーンは、5Fr対応であって
長さが150センチ(1.5メートル)あります.
つまりは、上腕からのアプローチで、下肢動脈の治療が可能となります.

さっそく左浅大腿動脈の狭窄症例に対して
左上腕動脈アプローチで、このバルーンを使用してみました.

シースは、5Frで、ガイドワイヤーは、Treasure 0..018を使用して
多少のコツがいりましたが、ある意味冠動脈治療と同じ感覚で
末梢動脈の治療ができました.
なかなかよいデバイスで、よい体験でした.

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by yangt3 | 2009-04-28 00:15 | 一般

心臓CTが活躍しています

新しい心臓CT検査ですが、平成21年2月に導入されて以来
順調に稼働しています.

新しい心臓CTは
シーメンス社の新しい心臓CT Definition AS + 128 Slice であり
画像ワークステーションの ZIOも導入され活躍中です.

心臓CT検査には、放射線科の若手スタッフが連日
夜遅くまで、プライベートな時間を削ってまで
検査に、画像解析に頑張っています.

狭心症や冠動脈疾患を診断するためには
きれいな心臓CT画像を撮影することだけではなく
ZIOワークステーションによる、さらなる画像解析処理が不可欠です.
ちょうど映像製作でいうところの ポストプロダクションが
心臓CT検査のキモです.

循環器診療を行う病院としては、心臓CTの導入は
決して早くはないのですが、遅く始めた分、事前の準備と
若手のやる気だけはバッチリで
導入三ヶ月で、標準的な心臓CT画像は出せているのではないかと思います.

こちらに関連記事です.
 1)心臓CTカンファレンス
 http://tomochans.exblog.jp/8004967/

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心臓CTの積極的な活用によって、緊急カテ症例を減らしていき
心臓CTによる事前の診断と早期の治療が可能になっています.

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by yangt3 | 2009-04-27 00:20 | カテ室リニューアル!

僧侶から医師へ

医学生の頃は、同級生というと、高校から現役で入学した人だけでなく
さまざまな経歴の人たちがいたものです.

法学部、教育学部や理学部、工学部など医学部以外の大学に一度は入学したものの
再度、勉強して医学部に入り直した人もいました.

もちろん駅前留学してから(つまりは浪人して予備校)
医学部に入った人もいました.

高校生活しか知らない いわゆる新人医学部学生にとっては
そういった いろいろな経歴を経験した人たちが
妙に大人びて ちょっと格好良く見えたものでした.

ペーパー試験であれば、教科書の勉強と記憶力、暗記力がカギとなるわけですが
実際の臨床の現場では、なかなか教科書通りにいかないことも多く
さらには生身の人間相手の仕事ゆえ、もっと幅広い能力が必要となります.

研修医時代にも、患者さんや家族とあっという間に仲良くなって
心を開いてもらうのは、教科書とは関係のない一種の才能であって
そんな同僚がやはりうらやましく思えたものでした.

医療という仕事が人間相手である以上、科学や技術やエビデンスに加えて
個々の人たちへの向き合い方、付き合い方が
よい医療の大切な一部分であるようです.

ちょっと回り道なようでも、医師、医療職に関わる人は
医療以外のことをもっと知る必要があるのかもしれません.

僧侶から医師となり「僧医」となった方がおられるそうです.

 1)医師になった僧侶 「人生完成させる」手助けに
 http://www.asahi.com/health/news/TKY200904250146.html

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by yangt3 | 2009-04-26 00:01 | ニュース

ドライバーライセンス

iPhone、iPod Touch用のアプリケーションダウンロードが
9ヶ月で10億以上をこの4月23日に達成したそうです.

 1)アップル
 http://www.apple.com/jp/

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ちなみに10億アプリカウントダウンキャンペーンの当選者は
米国コネチカット州ウェストン在住の13歳のコナー・マルカヒーさんだそうです.

一万ドルのiTunesギフトカード、iPod touch 32GB、Time Capsuleと
“フル装備”のMacBook Proがプレゼントされるそうです.

 2)App Store 10億ダウンロード目のアプリは「Bump」
 http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0904/24/news114.html

私も微力ながら、ちょこちょこダウンロードしています.
これからも面白いアプリを楽しみにしています.

そんなわけで今回は、iPhoneネタです.

私は、大学一年の夏休みに地元で運転免許を取得しました.

夏休みの間、自動車学校に通い詰めでした.
地元の田舎道で慣れた道だったため、講習も楽でした(^_^)

運転免許の学科試験の勉強は、テキストでやっていました.

最近は、なんとiPhoneで学科試験の勉強ができるようです.

 3)運転免許試験

これがあれば、iPhoneで好きな時間に、手が空いたときに
いつでもどこでも運転免許の学科試験の勉強ができるというわけです.

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私には、もう必要ないアプリですが
私の子供達がドライバーライセンスを取得するころには
さらに便利なアプリが登場しているでしょうね.

子供達の運転する車に乗って
ドライブに出かけるのが夢です\(^_^)/

まだまだ先の話なんですが.

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by yangt3 | 2009-04-25 00:09 | 一般

100歳のペースメーカー

100歳の女性のペースメーカー植え込み手術が無事に成功したそうです。

 100歳女性の心臓手術に成功 田辺の紀南病院
 http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=166464

  心臓の脈拍が遅くなる疾患「完全房室ブロック」を患った
 100歳女性の心臓手術に、紀南病院(田辺市新庄町)が成功した。
 術後の経過は順調で女性は22日に退院する予定。
 100歳以上の高齢者に対する心臓手術の成功例は全国的に珍しく、
 病院は「県内で初めてだと思う。
 
 心臓疾患で悩む高齢者に希望を与えられれば」と話している。

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自宅で転倒して右大腿骨頚部骨折が判明した100歳の一人暮らしの老人が
整形外科の手術の際に、不整脈を指摘されたそうです。

その不整脈は心臓の脈拍が極端に遅くなる状態で「完全房室ブロック」と
呼ばれる状態だったそうです。

完全房室ブロックについては、こちらをご覧ください。

 2)安全房室ブロック
 http://www.cardiac.jp/view.php?lang=ja&target=grade3_avb.xml

高度な房室伝導障害により、心房からの興奮が心室に全く伝導されない状態で
状態によっては、ペースメーカーの植え込みが必要になる疾患です。

当院でも90歳前半の男性の方の完全房室ブロックの患者さんに
ペースメーカーを植え込みした経験があります。

医師不足と地域の過疎化が心配される昨今の状況の中で
地域の医療機関としては、高齢の方々によりそった医療が必要になるという
ことなのではないでしょうか。

医療技術の進歩に伴い、カテーテル治療、心臓病の治療の技術も
高齢者の方であっても安心して受けていただける環境が整ってきています。

「もう年だから」とあきらめてしまうのではなく、高齢でもお元気であれば
私たちもがんばって、心臓病の治療をお手伝いして行きたいと思います。

当院でのペースメーカー治療の紹介です。

 3)徐脈性不整脈に対するペースメーカー治療
 http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=166464

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by yangt3 | 2009-04-24 00:10 | ニュース

新しく落ち着ける場所

医療関係者の食生活というと、外からみるよりは
実際は、かなり質素というか偏っています.

まともな時間に食事がとれないことも多くて
カップラーメンやコンビニ弁当を急いでかき込むということも
日常茶飯事です.

もし早食い競争なんてものに参加したら、とりわけ循環器の先生方は
上位入賞すること間違いなしです.

たまの休みに、家族で出かける外食が唯一のご馳走だったりします.
たいてい焼き肉とかバイキングとか、ラーメン店だったりするのですが.

こんな暮らしを長らく続けていると
素敵なレストランでの食事とか、しゃれたバーでお酒を楽しむなんて
そんなシチュエーションにあこがれます.

もちろん食事やアルコールだけでなく、そんな優雅でのんびりした時間に
あこがれるという感じです.

せめて気分だけでも という感じで グルメと関連したミステリを
良く読んでいます.

例えば、北森 鴻 氏の「香菜里屋を知っていますか」も
大好きな作品の一つです.

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アルコール度数の異なる4種のビールとマスターの工藤が作る
料理が自慢の自慢のビア・バー香菜里屋が舞台のミステリです.

決して人が死ぬこともなく、大きな犯罪も起こらないストーリーですが
読了後には、ビア・バーで楽しい時間と料理を楽しんだ後のような
潤沢な余韻に浸ることができる良質のミステリです.

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by yangt3 | 2009-04-23 00:04 | コーヒーブレイク(雑談)

iPhoneでオフィス

次世代 iPhoneのうわさが聞こえてくるようになりました.

次の世代のiPhoneでは、動画録画機能が追加されるとか
コピーアンドペースト機能が追加されるとか
今のiPhoneよりもさらに機能アップして魅力アップするのは
間違いなさそうです.

Mac本体を持ち出さずに IPhoneだけで
学会出張に出かけられれば素晴らしいと思います.

そのためには、iPhone単独でプレゼンテーションができる.
さまざまなファイルをiPhoneで利用ができる.
などが必要なんですが、まだちょっと力足らずというのが現状です.

現時点では、学会出張ともなれば、Mac本体、iPhone、iPod
それぞれの電源アダプター、バッテリという具合に
けっこうな荷物となるため、気合いでモバイル! という感じです(笑)

iPhoneを見た先生から良く聞かれる質問として
エクセルとかワードのファイルが読めますか?というものがあります.

「いまはできません、残念ながら」と悲しい返事しかできなかったのですが
やっとiPhoneで、ExcelもWordsも編集OKというアプリが
発表になったそうです.

 iPhoneでExcelもWordも編集OK、オフィススイート「Quickoffce」発売
 http://journal.mycom.co.jp/news/2009/04/20/067/index.html

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by yangt3 | 2009-04-22 07:42 | iPhone
カテーテル治療の有名な教科書である
光藤和明先生の「PTCAテクニック」の中で
「インターベンションを行う術者は、アドレナリンを
 出し過ぎてはならない」という趣旨のことが書かれてありました.

カテーテル治療中に予期せぬ事態に遭遇したときに
アドレナリンを出しまくって、頭の中が真っ白になり
やたらと大声でどなり、冷静な判断や処置ができなくなることへの
警鐘を教えていただきました.

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手術にせよ、カテーテル治療にせよ、その実際は
アドレナリンとは無関係の緻密で地道な作業の連続です.

多くの諸先輩方の多大な努力により、膨大な経験値が蓄積されて
カテーテル治療は理論的に理解し、知的思考で遂行するものとなっています.

簡単そうに見えるカテーテル治療でも、実際に治療を初めて見ると
様々な治療的困難に遭遇することはよくあることで
そんな時に慌てず騒がず、理論的に冷静な判断で行動を起こせるように
常日頃心がけていることです.

なかなか実践は難しいのですが.

ここで話に出てきたアドレナリンという言葉ですが
アドレナリン派とセロトニン派に分かれるという話があります.

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by yangt3 | 2009-04-21 00:09 | 一般