救急救命型ドライブレコーダーというものが開発されているそうです.
救急救命型ドライブレコーダー:自動的に事故通報、素早い到着可能に
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100629ddm016040002000c.html
記事によれば、レコーダーは長さ約18cm、幅5cmのボックスで
コンピューターと各種センサーが組み込まれ、運転席に収納されるものだそうです.
運転中の速度や加速度、ブレーキ操作などの運転状況を記録するそうです.
自動車事故で、衝突で生じる大きな加速度を検知すると
約30秒後に「事故発生」を携帯電話回線で救急隊に自動送信、通報するそうです.
さらにはGPSで事故車の位置情報も送信され
事故発生後の迅速な救急対応に役に立つことを期待されています.
今回のドライブレコーダーが「救急救命型」と名付けられるゆえんは
事故でのけが人の重症度の推定結果や、事故の瞬間の車内画像も
送信する機能があるからだそうです.
その原理は感知した加速度によりグレード0からグレード3まで分類し
最も重症で、頭部や胸部外傷の可能性があるものをグレード3としています.
全国への普及に向けて、鋭意実験が続けられているそうですが
今後の展開としては、ドクターヘリとの連動も考えられているそうです.
欧州では、新車すべてにこの事故自動通報装置を搭載させる計画だそうです.
つまりEUではこうした装置が今後義務づけられるということになります.
我が国でも諸外国に遅れないように、こうした安全面の対応を
どんどん進めて欲しいと思います.
これは余談ですが、自宅の車庫などで軽くぶつけたり、こすったりするような事故も
自動的に通報されてしまうのでしょうか.
まあとにかく安全運転で頑張りましょう.
追記;市販製品でも「ドライブビューワー」は購入可能だそうです.
「ドライブビューワーDV-01」デビュー! :: CORISM
http://corism.221616.com/articles/0000068810/