もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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学会出張 in 神戸

病院の若者3人とともに神戸の学会に参加中です.
皆さんが期待しているようなことはなにもなく
皆、すごく真面目に学会で勉強しています.

さすがに2日目の朝は、ちょっと朝遅かったみたいですが(笑)

今回参加しているCCTという循環器の学会ですが
コメディカルのための発表や教育プログラムが
けっこう充実しています.

毎年参加するたびに、内容も充実しており
勉強することが沢山ありすぎて
とてもじゃありませんが、全部参加できません.

学会に入ってからは、各自ばらばらで思い思いに
自分の興味のある発表やライブに参加しました.

本や文献での勉強とは異なり
こうして学会に参加することは、とりわけ若い人たちには
モチベーションを高めるためにすごく大事な経験だと思いました.


参加した当院若手カテ室チーム3人は、
急に目つきも絞まって賢くなったのではないでしょうか(笑)

学会出張 in 神戸_a0055913_23211962.gif






循環器の世界の技術と知識の発展も
例えて言えば、飛行機のようなものです.

F15 の時代に、レーダーも無いプロペラ機では
立ち向かう事はできません(ないよりはマシですが).

もしくは、モビルスーツの発展と同じかもしれません.

現状では3年に一回は、機械の更新、改良を
定期的に行っていかないと
時代遅れになってしまいそうです.

現実に、有名なハートセンターや循環器病院では
ほぼ3年毎に、CT、アンギオ装置、その他の医療機器の更新
追加、新たな医療機器の導入などを積極的に行っています.

学会に参加するたびに、展示され発表される
最新の医療機器、診断・治療機器にの進歩に驚かされます.

血管内超音波のみならず、64列冠動脈CTや、さまざまな
医療機器の進歩によって、これまで一部の名人芸、職人芸であった
治療技術を、いろいろな施設で安全に確実に
行えるようになってきています.

新たな循環器の医療機器の導入が
これまでの診断、治療にさらに安全性と確実性を与えることに
繋がって意アMス.

今回、学会に参加した限りでは、もはや
冠動脈CTができない施設では、診断、治療すらも
時代おくれになってしまいそうに感じました.

当院でも、一刻もはやいバージョンアップを望むところです.

感心したのは、多くの病院が医師だけでなく
看護師、パラメディカルスタッフなど多くの職種が
一施設から数多く参加していたことです.

設備の充実も大切な事ですが
スタッフの教育、そしてスタッフのモチベーションを高める事が
より重要なことだと痛感しました.

今回、私とともにこの学会に参加した3人は
かなりモチベーションを挙げる事が出来ました.

人手不足のおり、学会にスタッフを参加させるのは
病院にとっても、本当に大変なことですが
がんばってスタッフを勉強に出す事で
より多くのものが、また帰ってくると思います.
病院の上層部の方達にも、ぜひ分かって欲しいです.

かわいい子には旅をさせよ、です.

来年は、あらに多くの仲間とともに
そしてできれば、発表もできるように
頑張ろうと、皆で誓い合いました.

土曜日も終日学会に参加の予定です.
by yangt3 | 2008-02-01 23:15 | 学会、勉強、研修など