もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3
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いつまでも、いつまでも

たった一人の循環器医師として頑張っています.

以前に努めていた病院では、多くの同僚と上司と
良き仲間たちと働いていました.

私が循環器、カテーテルの手ほどきを受けた
古高先生への感謝の念や様々な思いは
今も尽きることはありません.

 歓送の歌
 http://tomochans.exblog.jp/3516872/

小椋 佳の歌う「歓送の歌」を聞くといまでも切ない思いが
よみがえってきます.

 出会いのその日から 街のよどみ消えて
 星たちに輝き還り 僕に力が 君のお陰さ
 互いの情熱と 夢をぶつけ合って
 透きとおる涙を流したね 汗に隠して
 君を贈る この日まで 一生懸命過ぎるほどの
 暮らし こぶし 眼差し どれもが 素晴らしい記念日 誇りさ
 若いからじゃなくて 夢にいどむことで
 僕達に別れはないという 心通えば

いつまでも、いつまでも_a0055913_16271762.gif






2003年の10月11日の朝に
私の敬愛する上司は、突然に天に召されてしまいました.
今でもあの頃の記憶は
万感の思いがこみ上げてきて涙なしには
語ることができません.

私の同僚も、上司とともに仕事をした仲間たちも
同じ思いでしょう.

私が今の職場に移るきっかけを作ってくれたのも
実は上司である 古高先生でした.

 古高先生と東可児病院のつながり
 http://tomochans.exblog.jp/2732033/

この記事にあるように、その昔
この病院で 故 古高先生が循環器の診療をされていたことが
あります.
古高先生がペースメーカー植え込み手術をされた患者さんも
おられます.

そんな縁でもって
この可児の地で仕事をすることになりました.

古高先生や気の知れた仲間達と共に仕事した日々を忘れずに
心の支えとして仕事を続けています.

時折、こちらの病院でも古いカルテで見つける
古高先生の懐かしい筆跡をみては
懐かしさで一杯になります.

先日、ペースメーカーの電池交換を行った患者さんが
入院されましたが、古い記録を調べてみると
その人のペースメーカー植え込み手術を行ったのが
古高先生だったのでした.

長い年月を経て、元気だった頃の
古高先生につながった気持ちがして
ちょっと元気が出たような気がします.

これもまた思いを継ぐということだと思います.

古高先生への思いを込めて
精一杯の仕事をさせてもらいました.

古高先生が診療されていた沢山の患者さんたちが
今も健やかであることを願わずにはおられません.

師匠の思いを引き継ぐ私の思いがまた
次の世代に引き継いでもらえるように
今できることを頑張ろうと思います.

いつまでも、いつまでも_a0055913_16275223.jpg


一人で頑張るのは、たまにつらくなりますが
師への思いが私の支えだと
改めて感じました.
by yangt3 | 2008-06-16 16:28 | 古高先生の想い出