カテ室もスレンダー仕様に
2008年 07月 31日
最近では、学会、研究会には積極的に参加して
気分はもうスレンダーなのですが
アンギオ装置やカテ室のインフラなどなど
さまざまな諸般の事情により、なかなか実践に結びつかず
申し訳なく思っておりました.
関係各位のご協力により、当院カテ室にも
スレンダーグッズが常備されることになりました.
基本的なスレンダーグッズである
Eell 10 ワイヤーと、イカテン(IKAZUCHI 10)が
24時間使えるようになりました.
うれしいです.
さっそく 先日、左前下行枝のCTO(慢性完全閉塞)病変に
スレンダーシステムでチャレンジしてみました.
LADの慢性完全閉塞に対して
マイクロカテとEel ワイヤーにてまず開始しました.
病変の形状からは、Eelでマイクロチャンネ狙いが
できそうに思ったのですが
思いの外、病変通過が難しかったです.
結局、Miracleに交換しワイヤー通過を試み
最終的に、Conquest Proで病変通過しました.
最終的には、病変にCypher ステントを植え込み
治療を完了しました.
スレンダーワイヤーのパフォーマンスを100%出し切るだけの
こちらの力が足りなかったと反省しています.
これからも積極的に、もとまる先生の教えに従って
スレンダーシステムを現場に活用していきたいと思います.
新しいフラットパネルアンギオ装置と
心臓CTがカテ室に導入されれば
またいろいろな意味で私たちのパフォーマンスも高まると思うので
楽しみです.
毎日が勉強、努力、勉強です.
カテ室のスタッフを 皆 頼りにしています.