心臓CTのメカって凄い!
2009年 02月 04日
世の中の男性陣でメカが嫌いな人はあまりいないと思います.
皆さん、子供の頃は、なにかしら壊れた機械の分解を
試みたはずです.
壊れた時計、壊れたラジオ、壊れたおもちゃなどなど..
分解はけっこう楽しかったのですが
いざそれを組み立てようとすると、なぜか部品が余ったりしてました(笑)
今でも新しい電気製品を購入すると なんとなく
内部構造が気になったりしますよね.
今回は、相棒シリーズの鑑識 米沢くんのように
メカ好きのおとうさんのために
当院に導入した最新の心臓CTのメカについてお届けします.
とはいえ、メカや機械が好きなのですが、細かい専門的な解説は
できませんので写真による紹介だけですので
あしからずご了承ください.
まずこちらが心臓CTの一番重要な
CT管球部分のメカです.
何が凄いって、なんと128列ですからね.
64列ではなく128列です.
実は、私も見ただけで その違いはわからないのですが
画像撮影のためのキモの部分です.
このメカが、心臓のきれいな画像を
生み出すんですね.
こちらは、CT本体の俯瞰図となります.
CTの内部メカをこうして見る機会はあまりないので
細かい部分も興味深いです.
皆さんがCT検査を受けられるときに
入って行かれるトンネルの内部構造が
こちらです.かなり複雑な回路と配線が施されていますね.
CT本体の足下にもこうした細かい配線や基盤が
組み込まれているんですね.
どういった役割かは 専門外なのでわかりませんが(笑)
CT本体を横から眺めた部分のメカです.
さらに拡大図です.
なんかこうしてCTの機械のようすを詳しく見ていると
なんだか自分がガンダムのメカニックになった気分になりますね!
メカ好きのおとうさん達には、今回の写真を通じて
心臓CTにより親しみを感じてもらえれば幸いです.
新しい心臓CTは、様々な技術の進歩に支えられています.
そうした技術を支えている いろいろな人たちの努力に
思いをはせながら、大切に使っていこうと思います.