もはや東可児病院循環器科の非公式ブログです(^.^)


by yangt3

2009年 06月 02日 ( 1 )

肥満パラドックス

循環器の外来では、日々,冠動脈の危険因子を減らすように
指導の毎日です.

・タバコをやめましょう.
・コレステロール(LDL-chol;悪玉コレステロール)を下げましょう.
・血糖コントロールを頑張りましょう
・血圧をきちんと治療しましょう.
という具合です.

ウエイトオーバーの方には、低GI療法を進めて
適切な体重へのコントロールをお願いしています.

運動や食事、適切な治療の継続により減量すると
おおむね血圧が下がり、脂質代謝も改善し耐糖能も改善します.

最近の研究で、ちょっと困惑するレポートが出されました.

 
 医師を困惑させる "肥満パラドックス"-肥満の人は心疾患の経過が良好?
 http://health.nikkei.co.jp/hsn/hl.cfm?i=20090528hk001hk

 ー 余分な脂肪は心疾患の発症の原因となるが、
  同時に症状の悪化を抑える可能性があることが、
  これまでの心臓研究のレビューで示された。

  米オクスナーOchsnerメディカルセンター(ニューオーリンズ)の
  Carl J. Lavie博士は、この現象を
  「肥満パラドックス(obesity paradox)」と呼んでいる。

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by yangt3 | 2009-06-02 00:22 | 一般